アセンションの時代

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「時間」の変化

私たちがアセンションの過程において何を経験しているかと言うと、経験の主体を「物質世界(外の世界)」から、「スピリチュアル世界(内の世界)」に移すと言う事であると言えます。

それは、現在書いている電子書籍の最大のテーマでもあるのですが、私たちはこれまで外の世界で起こった出来事を、そのまま与えられた価値観に照らし合わせて自動的に自分の経験として受け入れて来ました。

しかし、4次元の現実へと進む人たちは、外の世界で起こった出来事に、自らの内の世界から解釈を加える事で、自らポジティブな経験としてそれを創造して行く様な方向へと目覚めて行く事になります。

もちろん、それは待っていればそうなると言うのではなくて、自分からその様に目覚めを進めていく人たちがそうなると言う意味です。

ただ、変化を待っている人たちは、そうした自らの選択の結果として、そうして4次元へと進んで行く人たちを見送る事になります。多次元世界の懐は果てしなく広く、そうした選択も各自の自由意志によって認められているのです。

焦る必要は無いのですが、待つのではなく、自らのペースで目覚めを進めて行くと言う意識が大切なのです。

そうした変化の中で、「時間」と言うものが変わり始めます。

これまでは、物質世界の中で規則的に区切られた、年月日、時刻などによる時間に主体を置いて、私たちの日常はそれに合わせて変化を生み出していました。

しかし、そうした時間と言うもの自体が、人間の生み出した概念に過ぎないんですね。記憶を過去、可能性を未来として、時間と言う直線的なラインの上で変化を把握しようと考え出したのは人間であり、それは単なる考え方に過ぎないのです。

変化は存在するのですが、時間は単なる考え方であって実在するものではないと言う事です。

私たちが4次元へと進んで行く過程においては、そうした考え方からも徐々に卒業していく事になります。

これまで、変化の主体を外側に表れるものに機械的に結びつけた時間に置いて来たのですが、ここでもその主体が「スピリチュアル世界(自らの内面)」に置かれる事になるのです。

すると、何日・何週間たった、何年たったと言う事によって変化を感じ取るのではなく、自分自身が感じている感覚によって変化を感じていく事になるのです。1つの例としては、自らのスピリチュアル的な目覚めの過程によって変化・時の流れを感じていく事になるのです。

1年前2年前を振り返るのではなく、どの様な環境の中で自分がまだ何を理解できなかった頃、ある事が理解できてスピリチュアルな目覚めが実感できるようになって来た頃と言うように、自分自身の変化の軌跡が主体となり、それが時間的に何年前であったかどうかと言う事にはあまり意識が向かわなくなっていくのです。

そうした変化の過程においては、「時間が加速している」様に感じられるのですが、そうした変化の過程を通り抜けて主体が物質世界から自分の中に戻ってくると、逆に「時間が止まっている」様にも感じられます。

それは、意識が「今・ここ」の中に留まり始めている事を意味するのです。過去や未来と言うのは、変化をはかる物差しとして人間が概念の中に生み出した幻想であり、存在しているのはただ「今」だけである現実を行き始めると言う事です。

すると、過去や未来に囚われる事もなくなってきます。それらは自分の中で、記憶や可能性として受け取られ、今を創造して行く上での1つの要素と言う位置づけに落ち着くからです。

それらに囚われて、逆に「今」が振り回されてしまう事が無くなっていくんですね。

オモシロいですね、世界って。私たちは、こうして新しい世界の入口の向こう側を覗き、少しずつ踏み込み始めているのですが、本格的にそこへと踏み込んでいくのはまだこれからなんですね。

ただ、凄く興味深い本であっても、それを理解できる知識を持っていないと、その魅力を楽しむ事は出来ずに自ら脇にどけてしまいますよね。

高次元の世界と言うのも同じことなんですね。それを理解し感じ取っていく事の出来るだけの下地が自分の中に出来ていないと、起こっている変化を捉える事が出来ないままにやり過ごしてしまうことになるんですね。

コツコツと、自分の足で目覚めの過程を進んで行きたいものですね。



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下巻の進捗状況ですが、校正の段階も含めて9割以上出来ているのですが、全体の流れを整えるために表現を修正している項がいくつかあり、もう少し時間がかかりそうです。5月中には出来ませんでした。ゴメンナサイ<(_ _)>