アセンションの時代

2019年4月以降の主な更新はhttps://sunamibaku.blogspot.com/へ移転してます。

分離する世界

当たり前の事ではあるのですが、一般的には殆ど全ての人が、また、スピリチュアルに関心を持っている人でさえ殆どの人が、「物質世界」を基準にして物事を考えている様に感じられます。

それは、否定的な意味で言う訳ではなく、私達は物質世界を生きて来たためにそうした見方をするのが当たり前の事なのですが、アセンションと言う大きな変化の時代を捉えて行くためには、「エネルギー的な世界」からの視点を持つ事が大切なのかも知れません。

それは、必ずしも必須のものではありませんが、状況を把握するのには大切なことであると言えるでしょう。

まず、私達の目の前の物質世界と言うのは、五感が生み出した幻想世界であると言う事が出来ます。

実際にそこにあるのはエネルギー世界なのですが、人間の五感が性能的に、それを物質的な錯覚の世界として映し出すように創られているのです。

私達の科学を支えている量子論と言うのは、まさにその様に、物質をエネルギーとして解釈し、そこに観測者の視点が大きく影響してくると言うスピリチュアル的な側面を含み始めているのです。

ただ、そうした情報の多くも、机上の空論と言うか単なる知識として利用されているだけで、実際に現実に当てはめてそれを感じ取って行くことをしている人はあまりいないように思われます。

目の前に映し出されている物質世界は、唯一存在する絶対的な世界ではありません。それは、肉体的な五感を通じて「各自の意識の中に映し出された、各自の世界」なのです。

目の前には惑星地球と言う共通したエネルギーが存在しているのですが、それは無限の可能性として存在しているものであり、観測者の持つ波動によって、それぞれに異なったバージョンの世界が意識の中に映し出されていく事になります。

つまり、破滅的な未来が引き寄せられてくるのか、アセンションする未来が引き寄せられてくるのかは、「自分の波動(スピリチュアル)」次第であると言う事です。

例えば、巨大地震や巨大火山の噴火、あるいは第三次世界大戦で世界が滅亡する可能性は、全ての人の前に共通して存在しています。そして、アセンションをしてテレパシーを使い始めたり、調和的な夢のような世界の可能性も同じように存在しています。

そうした中で、どのバージョンの世界を自分の意識の中に映し出していくかと言うことは、人それぞれの問題であって、みんなが同じ世界を経験する訳ではないんですね。

だから、「スピリチュアル的な目覚め」が大切だと言う事なのです。

既に始まっている事なのですが、特に来年からは選択した未来へ向けて経験世界が、人それぞれに分離を加速させていく事になります。

すると、自分と異なる未来を選択した人たちと言うのは、目の前の経験世界からは急速に消えて行くことになるんですね。

それは、そこにいた人がパッと消えて、あら不思議と言う経験をする訳ではなく、転職や引越しで会わなくなったり、最近あの人見ないなぁと言うように繋がりが消えていくと言う事です。

そうして、同じ未来を選択した魂たち同士で、お互いの意識の中に肉体を投影しあって、それぞれの経験世界を支えあって行くと言う事です。

これは、電子書籍の中で繰り返し伝えてきている事であり、それを読んで頂いている方達には、それはもう知っているよと言う情報・世界観だとは思います。

しかし、これも電子書籍の中で繰り返しているように、ただ、思考の領域で知識として知っているだけでは、まだ変化の途上であって、それを信念の領域に常識・世界観として定着させて行く必要があるんですね。

そして、それを進めて行くには、どうしても「時間」が必要になるのです。

だからこそ高次元存在たちは、1980年代頃から繰り返し、人々のスピリチュアル的な目覚めを促し続けてきたのです。私達は既に、そのための時間を30年以上も得て来たと言うことです。

ただ、そうした世界観を知らないとアセンション出来ないと言うものではなく、そんな事は全然知らないけれど、スピリチュアル的にある事によって、自然とアセンションして行く人たちと言うのもいるんですね。

そのため、こうした世界観がわからなくても変に不安を抱く必要はありません。ただ、世界の変化をより深く理解しながら、この時代の変化を乗り越えていくためには、そうした世界観を自分の中に定着させて行くことも大切なのだと言えるでしょう。



イメージ 1