アセンションの時代

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タイムラインを導く

私達が、目の前に経験している世界と言うのは「経験世界」です。

物質世界と言うのは実在するものではなく、経験世界の設定・表現形態であると言うことが出来るのです。

つまり、物質世界と言うのは、「今・ここ」においてあなたが捉えている範囲内にのみ存在するものであって、「今・ここ」であなたが捉えていないものは物質的には存在しておらず、エネルギー的な可能性として待機している状態なのです。

そして、あなたがそれを捉えた瞬間に、そのエネルギー的な可能性が物質的に現実化されて意識の中に映し出されていると言う事です。

つまり、人間の五感を通じて意識の中に映し出された、無限のエネルギーの影が物質であると言う事です。

自分の意識の中に存在するその経験世界は、各自の意識のあり方によって、そこに拾い出される可能性が選択され、それによって常にその人の波動に共鳴するタイムラインへとスライドし続けています。

例えば、私達の近くには、汚職・不倫などのゴシップ情報が可能性として存在しています。

そこに意識を向かわせて、テレビや雑誌を通じてそれを現実化させる人もいれば、そんなものにはまったく興味が無く、自分の経験世界の中に現実化させない、あるいは背景の中に偶然に移りこんだとしても、そこに意識を向けずにスルーして行く人もいます。

この時、その点についてのみ言えば、それを現実化させた人のタイムラインは、波動的に低い状態を1つ捉えた事になります。

しかし、同じエネルギー的な可能性の海の中に存在していても、それを現実化させなかった人は、その可能性があるからと言って、タイムラインが低い方向へと導かれる事はありません。

私達はこうして、自らのタイムラインの選択を、日常のあらゆる場面の中で重ね続けているのです。

2012年頃までは、地球と言う環境自体が3次元の低いエネルギー(可能性)の中に押し込められていたために、私達各自が捉えているタイムラインは、1つに束ねられたかのように重なり合っていました。

つまり、波動が高い人も低い人も、同じような環境の中で経験を創造することを強いられていたのです。

しかし、2013年以降、地球の波動が5次元までの波動領域に拡大を始めた事によって、波動の高い人は高波動の選択を繰り返すことで、自分の意識の中に映し出された経験世界を4次元・5次元の経験環境の中へとスライドさせていくことが可能になったのです。

つまり、3次元を捉えている人の経験世界と、4・5次元へと向かい始めている人の経験世界は、これまでの束ねられた状態から解放され、それぞれの波動のズレが大きくなり続けていると言うことです。

それによって、私達はこれまでの様に、自分と大きく波動の異なる人と経験を共有することが出来なくなりはじめています。

波動・タイムラインのズレが大きくなりすぎて、お互いに相手を意識(経験世界)の中に捉えることが出来なくなり始めているのです。

私達は物質的に世界を捉え、物質的に世界を経験して来ましたし、4次元世界もまた物質的な経験世界であるために、無理にそれを理解しようと不安に焦る必要はありません。

ただ、現実は確実に変化を重ね続けており、自らの経験世界を導いているのは他の誰でもなく、完全に自分自身であるのだという事は心にとめておいた方が良いのではないかと思います。



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