アセンションの時代

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目覚めの順序

この次元での経験には、「順序」と言うものがあります。言い方を変えれば「過程」「道」と言う事も出来るでしょう。

5次元以上の世界では、それらははじめから終わりまでが一体的に経験されるのですが、3・4次元の物質的な経験の中では、私達の視野が狭くなっているために、目の前の現実だけを順を追って経験して行く事になるのです。

スピリチュアルな目覚めについて、簡単にその一般的な過程をまとめて見たいと思います。

まず、それは比較競争的な3次元のあり方に失望する事から始まります。私達は比較競争的なシステムに沿った社会の中に生れ落ちてきたために、それに失望しない限りは、そうしたシステムに沿って生きて行く事になるのです。

そして、失望によって新しいあり方を模索する中で、思考の中にスピリチュアル的な知識を蓄えて行く事になります。

しかし、単に知識を蓄えて行くだけでは、経験が大きく変わる事はありません。そのため、経験を通じてそれを信念の中に常識として定着させて行く必要があるのです。

昨日の記事で書いたように、知識(選択肢)を自分のあり方としての常識(選択)にまで深める事がとてもとても重要なのです。

スピリチュアルな知識が常識として自分のあり方の中に定着すると、それによって感情が穏やかになります。それまで分離的な価値観によって、反射的に表れていたネガティブな感情が影を潜め、温和になって行く事になるのです。

知識に留まり、常識にまで定着させることが出来ていないと、感情は古い常識から反射的に発せられることになります。

頭(知識)では解っていたのに、どうしても怒ってしまうなどと言うのは良くある事ですが、これは知識が常識にまで浸透させられていない段階において起こるジレンマなのです。

スピリチュアルなあり方が自分の中に定着すると、その様にして感情が温和になり、行動にもそれを表していけるようになります。

そして、行動が変わると、それに伴って引き寄せられて来る出来事も替わって来ることになります。つまり、自らの経験世界が、好循環を始める事になるのです。

それが、4次元・5次元へと繋がる「道」なのです。そうした好循環の先で、意識がエネルギー的な経験を捉え始めることにもなるのです。

ただ、エネルギー感覚については、各自の体質的なものもあるのでそれだけでスピリチュアルな覚醒の具合を捉えることは適切ではなく、ましてや人と比較することにはまるで意味がありません。

ここに書いたのはあくまでも、一般的な雛形であり、各自はそれをベースにして自分流のペース・アレンジを加えて、自分だけのオリジナルの道を辿っているのです。

そうした「過程」について掘り下げていった電子書籍が、「自らの経験世界に高次元を映し出す(上巻)(下巻)」です。もし、興味のあられる方は、是非読んで見てください。

読んでいただけた方で、もし気に入っていただけましたら、読者レビューの一番乗りを書いていただけると嬉しいです。



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