アセンションの時代

2019年4月以降の主な更新はhttps://sunamibaku.blogspot.com/へ移転してます。

「本物」と「コピー」

今日は、kyo*tさんに頂いたコメントに関連して、少し書いて見たいと思います。

ただ、キチンと読んでいただければわかると思いますが、頂いたコメントに反論する様な意図はまったくなく、コメントを「書き出しの切っ掛け」として利用させていただきながら、そこから反れて話が進んで行きますのでご了承ください。

お薦めの瞑想の仕方、エネルギーのコントロールの仕方、「いまここ」にある為の思考の使い方、日常の意識の焦点の合わせ方、感情のコントロールの仕方・使い方等々、日常生活でのより具体的な「実践編」」について、電子書籍あるいはブログでと言う事で頂きました。

まず、瞑想やエネルギーについては、現在書いている電子書籍があり、ひとまずそちらに譲りたいと思いまが、ここでキーワードとなるのが、「実践編」と言う事になります。より具体的に、どうしたら良いのかと言う事になるかと思います。

これについては、今のところ電子書籍にまとめる予定はなく、個別のテーマをコメント欄から聞いて頂けたら、その都度、記事として書かせて頂きたいと思っています。

実は、それには大きな意味があり、1つの考え方として今日の記事に取り上げて見たいと思うのです。

1つの例えなのですが、アセンションの過程には「必須」と「選択」があります。「必須」は誰もが共通してクリアしなければならない部分であり、「選択」とは各自の個性に基づいて自ら選ぶものです。

そこにもう少し重ねると、「必須」は経験のベースとなる世界観の切り替え(パラダイムシフト)の事であり、「選択」とはそれを定着させて行く上での具体的な取り組みや表現の事です。

つまり、コメントに絡めて頂いた電子書籍自らの経験世界に高次元を映し出す(上下巻)」と言うのは、「必須」となるパラダイムシフトの過程を記したものです。

それ自体が精神的な側面からはそれなりに具体的に書かれているのですが、それを自分の中に定着させたり現実の中に表現して行く上では、それに応じて具体的に模索して行く必要も出てきます。

そうした具体的な模索をする過程こそが「選択」に該当する部分であり、そうして自分の選択を模索する中で、「必須」の部分が本格的に自分の中に定着して行く事になるんですね。

私達が目覚めて行く過程と言うのは、「真似る」事から始まります。私も長い間、色々な人が書かれた価値観やチャネリング情報を、自分の中にコピーして来ました。

しかし、コピーと言うのは複製であって、本物ではないんですね。私達はマスターのコピーを目指しているのではなくて、マスターそのものになろうとしているのです。

つまり、そのためのベースとなる「必須」の部分を手に入れたら、それを定着させて表現して行く過程を「自ら模索する」事が大切なんですね。それによって、コピーが本物へと変わって行くんのです。

それは、凄く凄く凄く凄~く、大切で重要な欠かすことの出来ない過程なのです。

私自身の経験から言うと、「必須」は選んでコピーする事から始まりますが、「選択」の過程でコピーする事は逆に目覚めの足を引っ張る事になってしまう場合が多いと感じたのです。つまり、自立するタイミングを失ってしまう事になりかねないと言うことです。

そうした自立を進めようとされている所に、こうするといいんですよ~と言う形で、書籍の様な形にまとめて答えであるかの様に出してしまうと、せっかく本物が生まれようとしていた所に、またコピーを生み出させて、皆さんの目覚めの足を引っ張ってしまう事になる場合があるんですね。

本物とコピーと言うのは、外から見るとどんなにそっくりに見えても、実際の中身はまるで別物であると言えるのです。

つまり、私が言いたいのは、「必須」を学ぶ課程は「自分の中にコピーを作成する」過程でもあるのですが、その上の「選択」の過程では選んでコピーしたものを、自分で考え模索することで実践を通じて自ら本物へと育てて行く必要があると言う事です。

そうして、自分で試行錯誤・模索する、そして自分なりの答えを導き出すと言うことが決定的に重要な事であり、自立して本物になって行く上で避けて通ることの出来ない大切な課程なのです。

ただ、1つの参考として、「他の人の取り組みを知る」と言う事はそうした過程を促進する上で重要な事でもあり、そう言う意味で頂いたコメントであると言う事も承知しています。

そのため、くれぐれもコメントを批判する意味で書いている訳ではないと言う事をご理解ください。

普段思っていた事の近くにコメントを頂けたので、切っ掛けとして利用させて頂いてしまいました。対面で、表情やニュアンスが伝えられると誤解も生まれにくいのですが、こうした書き方をすると誤解も生まれやすく、タイミングをずらして書こうかとも思ったのですが、そうすると思いが消えてしまうもので、思うがままに書いてしまいました。(笑)

その様な事から、電子書籍としては今のところそれらをまとめる予定はありませんが、ブログの方では「答え」ではなく1つの例としての「私の経験・考え」を書かせてもらう事はさせて頂きたいと思います。

と言うか、前々から時々書いているように、そうして記事のテーマを頂けると言う事は、実はとてもありがたい事なんですね。毎日自分でテーマを決めていると、同じ事の繰り返しのようになってしまい、周期的にネタが尽きてしまう事があるのです。(笑)

そんな訳で、今回は頂いた切っ掛けから記事を書いて見ました。kyo*tさんに引き出して頂きました。ありがとうございました。

頂いたコメントからは反れた記事になってしまいましたので、次の記事では頂いたものの中から1つ「感情のコントロール」について書かせて頂きたいと思います。

また、リクエストがあれば、何でも気楽に書いて下さいね。



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