加速する「時間」
「時間」の感覚が、過去のものとは完全に異なるものになってしまっており、過去の感覚で今の時間を捉えようとするとパニックになってしまいそうな感じです。
つまり、過去の感覚にしがみ付いてそれを守ろうとするのではなくて、この新しい感覚に馴染んで行く形で、今ある違和感を消して行く方向に向かう必要があるのだと思います。
例えるのであれば、時間の進み方が、転んだ状態で氷の上を勢いよく滑って行くような感じです。以前の1日が過ぎて行く感覚が、今で言うと1週間が過ぎて行く感覚に匹敵しているくらいの感じなのです。
私の場合は、生活環境がまったく異なったものに変わっているのでその影響もあると思いますが、それだけでは説明の付かない加速感がハンパではありません。
これを過去の感覚に戻そうとすると、何もしないままにドンドンと時間が過ぎて行き、止めようとしても地に足をつけようとしても、ツルツルに滑って止められないと言った感じになります。
こういう時には、流れを止めようとするのではなく、流れに乗ってしまう事が一番の秘訣だと思います。
これだけのスピードで時間が滑っていけば、おそらくかなりのスピードで変化が迫って来る事になるでしょう。
従って、いつになったら変化が訪れるのかと首を長くして待つ必要はもう無くなって来るんですね。どうせ、直ぐにやって来るのですから。
そうであれば意識を今の中に戻して、やるべき事をコツコツと進めて行くことが大切になって来るのです。
その時には、そんな変化・準備は小さなものだと感じていても、あっという間に時間が過ぎて行くので、それが直ぐに大きな積み重ねになって行くのです。
こうした、古い価値観・感覚から新しい価値観・感覚への切り替えと言うのは、今後、「あらゆる側面」から急速に進んで行く事になると思います。
これまでは、主に「価値観」の切り替えについて記事にする事が多かったのですが、実はそれをリアルに経験して行く過程で感じる事になるのが「感覚」であり、これからはこうした変化が次々に表れて来る事になるだろうと実感しています。
後ろへ戻ろうとするのではなく、前を向いて自ら前進して行きたいですね。