アセンションの時代

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高次元存在たちの困難

高次元存在たちの多くは、地球上での困難なアセンションを成功させるために地球から発せられた、支援要請に応じる形でこの世界にやって来ています。

彼らは、高次元存在としてエネルギー的な次元からのサポートを進めるとともに、地球人として地球上へ転生して、地球人社会の内部からもサポートを進めると言うように、内外からの効率的なサポートに取り組んでいます。

そうしたサポートの上で、最大のキーワードとなるものの1つが「自由意志」です。

惑星地球と言うのは、個々の魂が自らの意思によってその学びを進める事が許された環境の中に置かれているために、それを曲げて高次元存在たちがパッパと地球上を住み良く創り変えてしまう事は、ルール上許されていないのです。

そうでなければ、地球は私たちの惑星ではなく、彼らの惑星だと言う事になってしまいます。

よく、高次元存在たちがいるのなら、悪い奴らをやっつけてサッサと私達を助けてくれれば良いのにと言う意見があります。なぜ、そうする事が出来ないのかと言う理由はそう言うことなのです。

つまり、惑星地球は私たちの惑星であって、彼らの惑星では無いと言う事です。

彼らには彼らの惑星・世界があり、私たちの子守に囚われ続けて行く気はありません。ただ、私達が宇宙の隣人として、自立した大人の仲間入りが出来るようにサポートをしてくれていると言う事なのです。

そうした彼らのサポートにおいて、想定された以上の困難に直面している事が、「意図したとおりにメッセージを伝える」と言う事なのです。

彼らが高波動の調和的な愛のメッセージを伝えたとしても、3次元の低波動に囚われた私達は、それをことごとく3次元バージョンの解釈に捻じ曲げて受け入れて来たのです。

その典型的な例が「宗教と言う支配構造」です。彼らの愛のメッセージも、これまでの3次元の世界では依存・従属的な解釈によって捻じ曲げられてしまい、これをいかに波動の高い解釈によって地球人に伝える事が出来るのか?と言う事がとても困難な課題となっていたと言う事です。

例えば、ここに1つのメッセージが伝えられ、100人の人がそれを読んだとします。その時、そのメッセージはそれぞれの波動(個性)と言うフィルターを通って、100の解釈によって受け取られる事になります。

それは悪い事ではないのですが、集団的な目覚めをサポートして行く上では、そうしたあり方がとても大きな困難を引き起こしていると言う事なのです。それらの波動は、これまではいずれも3次元領域に該当していた訳ですからなおさらです。

私達地球人の傾向として、自分より波動の低い人に意識を向けて、それを批判する事に囚われる傾向があります。それが、ネガティブな支配者たちの、支配のための手法であったために、ある意味ではそれは仕方の無い事でもあったのだと言えます。

その手法は、「自分が正しく、相手が間違っている」と思い込まれる事によって、自分ではなく相手を変える事に人々の労力を向けさせると言うものでした。お互いがそう思った時に生まれるのが、「争い」なのです。

しかし、私達はそうした力の浪費を改めて、自分自身を高めて行く方向へと、その力を積極的に活用して行く必要があり、そうした方向性を捉え始めた人々の1つの例が、こうしてスピリチュアルに関心を持つ人々でもあると言う事になります。

ただ、そうして同じ方向を向き始めている人たちの中にさえ、先ほども書いて来た様に、かなり幅広い解釈が生まれて来るのです。横の広がりはともかく、今の時代は縦の広がりが大きくなっているために、私達が少しでも波動の高い方向へ移動した所から、高次元のメッセージを受け取って行く事が大切なのです。

言葉面だけを読むのではなく、そこに生まれる様々な解釈の中から、より高波動に基づいた解釈を見つけ出して行く事が大切だと言う事です。私達は言葉面をたくさん捉える事に価値を置く傾向がありますが、それよりも、波動の高いところからの解釈を見つけ出す事にこそ大きな意味があるのです。

繰り返しになりますが、各自の解釈が異なると言う事は決して悪い事ではありません。そうした多様性が、この地球上での最大の魅力の1つでもあるのだと言えるのです。ただ、やはりそれが、アセンションと言う方向へと導くサポーターの立場からすると、とても大きな困難を感じていると言う事のようです。

まあ、それはサポートする側の話しで、私達各自は、常に自分の中でのより良い解釈で捉えて行く事を心がければそれで良い訳なのですが、今日はちょっと、普段とは少し違う切り口から書いて見ました。



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