アセンションの時代

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前を向いて進む

アセンションの過程を追っていると、人によっては、それが義務として押し付けられているように感じられる事があるかも知れません。

つまり、ワクワクと進化の過程を追っているのではなく、乗り遅れてはならないと言う不安に追い立てられる様に感じている人たちです。

そうした異なる二人が、並走して未来への進化の過程を進んでいたとします。二人は進化の過程を同じペースで進んで行ける事が出来るでしょうか?

そうですね。皆さんの予想通り、二人は同じペースで進む事は出来ません。

なぜなら、一人は前を向いて大好きなものを追いかけているのに対して、もう一人は後ろを向いて大嫌いなものから逃げるように後ずさりをして進んでいるからです。

後ずさりをしている状態ではとても疲れる上に、なかなか進んでいく事が出来ません。そして、引き寄せの法則によって、「大嫌いなものに捕まってしまうかも知れない」と言う未来を引き寄せ現実化してしまうのです。

私達は「存在」しています。

そうした「存在」が持つ性質には、「変わり続ける」と言う事があります。つまり、永遠に変化が続いて行き、それが完全に止まってしまう事はありません。

完全に止まってしまうと言う事は、ある意味では「死」を意味するとも言えるのですが、「存在」するものに「死・終わり」は無いんですね。例えば、肉体的な死も、私達の存在が終わる訳ではなく、肉体的な経験から魂的な経験へと戻るだけの事であり、そうした変化は永遠に続いて行くものなのです。

そうして続く変化が持つ方向性と言うのが、「進化」なのです。

私達の人生においても、次のような言葉が頻繁に使われています。

「成功の秘訣とは、成功するまで続ける事です。」

つまり、私達は永遠に存在し変化を続けています。それは、存在が持つ性質であり、それを止める事は出来ないのです。そうした中で引き寄せた成功によって、それまでの失敗も、成功へ至るための必要な過程として昇華される事になると言う事です。

だから、私達は常に進化を続けていると言う事になるのです。

何よりも成功・進化とは、心地よく・楽しいものです。だから、永遠の時間があれば、結局人はそうした方向へ向かってより深く進み続ける事になるのです。

それは義務でも何でもないのですが、そうする事が楽しく心地よいから、全ての存在はそうした幸せに向かって進んでいるのです。

ここで、先に書いた二つの例をもう一度見てみましょう。

好きなものに向かって進むと言うあり方は、こうした私達の「存在」として持つ性質に合致したあり方だと言う事が出来ます。

しかし、嫌いなものから逃げると言うあり方は、根本的な部分でそれとは異なっているんですね。つまり、自分の中で前進の歯車がかみ合っていないと言う事です。

それでも、魂としていつか辿り着く成功に必要な過程として、それも進化の一部ではあるのですが、加速的と言うよりは停滞気味の時間帯であると言う事になります。

実際には、私達は誰もがそのどちらかに分類されると言う程に単純な存在ではなく、誰もがそうした2つの異なる要素を持ち合わせたバランスの中に存在しているのです。

そうした中で、意識をポジティブに保ち高めて行く事を心がけて行く事が大切だと言う事です。

スピリチュアルなあり方に興味を持って、明るい未来に向かい並走していても、ポジティブに前向きに進んでいる人と、ネガティブに後ろ向きで進んでいる人とでは、進むスピードも持続性も大きく異なってきます。

アセンションの時代における、難所に踏み込み始めた「今」の中で、転んで方向感を見失ってしまう前に、スピリチュアルな未来に向かって真っ直ぐと前向きに進み始め、崩れ行く過去に囚われる事無く、スリル満点の時間帯を一気に駆け抜けて行きたいですね。



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