アセンションの時代

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エネルギー世界の入口

私達が物質的な経験世界から、エネルギー的な経験世界へと移行すると、実際の私達がリアルに感じる感覚の変化として、何が起こるのでしょうか?

その時、物質からエネルギーへの経験環境の変化によって根本的に変わるのが、「時間」「空間」「物質(肉体)」です。

例えば、ここでは「時間」について考えてみましょう。

私達は、「今」にしか存在した事がありません。常に私達がいるのは「今」です。

つまり、「過去」や「未来」と言うのは、「考え方」の問題であって、そう言う時間が「実在している訳ではない」のだと言えます。

実際には、過去とは記憶の事であり、未来とは可能性の事なんですね。

それを、「時間」と言う「考え方」に当てはめて、変化を直線的に並べる事で経験しているのが私たちの生み出している物質的な経験なのです。

実在するのは、常に私達が存在している「今」だけであり、今だけが永遠に存在し続けています。そして、その今の中で留まる事無く変化が続いているのです。

変化とは実在であって、時間とはその変化の捉え方の1つに過ぎません。

そうした感覚は、単に思考によって経験出来るものではありません。思考と言うのは、考え方だけであって、実際にそれを経験するにはリアリティーを演出する「感覚」が伴わなければならないのです。

そうしたリアルな感覚を生み出すのが、私達自身のエネルギーです。

私達のエネルギーはこれまで、物質的な経験に対してリアリティーを生み出すように設定されて来ました。

それは、信念(世界観)とエネルギー的な取り組み(瞑想等)によって、切り替えていく事が出来るものなんですね。現在の地球におけるエネルギー環境は、それを猛烈にサポートしていると言えます。

それによって絵ね類g-的な切り替えが進むと、これまで知識として知ってきたエネルギー的な世界が、自分の中で「リアルな感覚」を伴い始める事になるのです。

よく言われる「今・ここ」と言うのは、エネルギー的な経験の中にある場所(経験)であって、物質世界での経験ではありません。

物質世界の今とは、過去や未来と分離された今であり、こことはどこか他の場所と分離されたここだけの事なのです。しかし、エネルギー世界での「今・ここ」とは、そうした物質世界の全てが存在している場所です。

過去や未来も、記憶や可能性として今の中で、目の前の現実と並列で捉えられているのです。

多分、わかりにくいですよね。上手く伝えるのが難しいです。

話しを根本的なところに移して締めたいと思います。

要は私が言いたいのは、最近書いて来ている事なのですが、「感覚を探求」する事を重視して行く時期であると言う事なのです。

「知識の探求」だけでは、ゴールに辿り着く事は出来ません。それは、マラソンレースに例えるのであれば、スタートする前のトレーニングの様なものなのです。

本当のスタートは、「感覚の探求」によって始まります。そこには、日常における「知識の実践」も含まれます。

私達は、本当の感覚を捉えていないんですね。意識が目の前の外の世界に囚われていて、自分自身の感覚をサラッと流してしまう習慣が染み付いてしまっているのです。

自分の感覚を大切に捉えていけば、それはエネルギー感覚として拡大し始め、やがて自分と言う存在がその感覚の中に包み込まれて行く事になります。

「感覚」「感じるもの」「感じること」に意識を集中する事がとても重要です。集中するとは、本当に集中して捉えると言う事です。何となく意識を向けると言うレベルのものではありません。それもそれとして、心がけて行くと良いとは思いますが。

エネルギー世界の入り口は、「自分自身の感覚」の中にあります。そこから、エネルギー的な世界に入ってください。自分の外側のどこかにそれがある訳ではないんですね。



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