何が崩壊するのか？
陰謀系の情報に触れられている人は承知されていると思いますが、スピリチュアル一本で、そうしたネガティブな３次元社会の現実を把握していない人は、これからの崩壊ではそれを承知している人たちに比べて恐れ・不安が大きくなりやすいのかも知れません。
ただ、スピリチュアルだけに向き合っていても、そこでシッカリと目覚める事が出来ていれば大丈夫だと思うのですが、基本的に私達は目覚める過程にある訳で、バランスよく状況の把握もしておく事で、無駄な内面的混乱を避けられるとも思います。
基本的に人（エゴ）と言うのは、変化を恐れる性質を持っています。
社会システムが崩壊する等となれば、そうした恐れが強まるのはなおさらの事です。しかし、それが支配・搾取的な社会システムであって、取り除くべきものだと言う事を理解出来ていれば、必ずしも恐れによって後ろ向きになる必要はありませんよね。
その上で、新しく進むべき４次元的な調和社会への方向性を知っておけば、ポジティブにさえその変化を乗り越えて行けると言う事なのです。
私達はスピリチュアルな面だけを経験するためだけにここにいる訳ではありません。今の環境・今の社会をこうして物質的に経験して行く事を通じてスピリチュアル的に目覚めて行くためにここにいるんですね。従って、今ある現実もバランスよく把握して行く事も大切なのです。
これまでの社会と言うのは、「金貸し」達が金儲けのために作り上げたシステムの上に成り立っています。
経済システムとしての資本主義とは、金貸しがお金を預ける事で、大衆を働かせ「配当」として利益を取り上げる仕組みです。金貸しは何も負担を負ってはいません。お金を出していますが、それを差し出して負担した訳ではなく、株券として会社の権利に置き換えただけなのです。
金融システムを支える「利息」も同じ事です。金貸しが有り余るお金を貸して、大衆から利息を取り上げる仕組みです。金貸しは何の負担も負っていません。貸したお金はまるまる返済を受け、その上に利息まで乗せられているのです。
人はリスクがあると言って自分を慰めようとするかも知れませんが、それを回避して大衆に負担させるための仕組みも構築されているのです。
１０兆円を持つ金貸しには、年利５％として１年で５０００億円の利息・配当収入があり、翌年にはそれに対しても５％の年利が付きます。１００年後にはどうなりますか？
それが、今の社会だと言うことです。そこにためられたお金はタックスヘイブン（租税回避地）に隠され、権力はそうしたお金によって操られています。アメリカの大統領選挙にいくらの選挙費用が必要で、誰がそのお金を負担していると思いますか？
つまり、そう言う事なんですね。そして、そうした社会の歪みが限界に達した結果として、今の崩壊が始まっていると言う事なのです。
支配・搾取的な社会システムを改善して行く事で調和的なシステムに切り替えると言う事は「不可能」なんですね。
根幹が支配・搾取では、どんなに調和的な枝葉を接木しても調和的なシステムにはならないのです。つまり、丸ごと取り替える必要があり、それが今から起こることなのです。
調和的な社会では、人々は生きるための生活に追われることも無く、生きがいを通じた社会貢献によって与え合う現実が表れてくる事になります。
人々の目覚め１つで、それは今の地球上でも十分に可能なのですが、その上に、隠されて来た科学技術の公開も加わり、変化は驚くべき大きさで表れてくるのです。
だから、このブログで大切だと伝えて来ているのが「趣味」なんですね。４次元の社会では、趣味を通じた社会貢献が人々の生活の基盤を支えて行く事になります。ただ、それは義務としてではなくて、やりたくてやる事です。やりたくなければやらなくても良いのですが、４次元へ進む人であれば、基本的にはそうした方向へ向かう事になります。
その辺の事は、電子書籍「愛すべき奴隷である皆さんへ」「２０１６年～金融・経済崩壊！」等に書いていることであり、興味のある人はまた読んでいただけたら嬉しいです。
ただ、人によってはそうしたネガティブな側面にはあまり触れずに、スピリチュアルな面に集中して行きたいと言う人もいると思います。そうした人たちは、このブログ程度の情報を軽く頭の隅に入れておけば、それはそれで良いと思います。
特に年配の人ほど、これまでの社会の隠されて来た現実と向かい合う事は、とてもキツイものがあると思います。その辺はあまり無理をしなくても、スピリチュアル的な目覚めを進める上で、自分に合った道を選択して進めばそれが一番良いのです。
