アセンションの時代

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「競争意識」を手放しましょう

3次元の世界と言うのは、分離的競争のための経験世界でした。そこでは、様々な競争に勝つ事が自分の立場を有利にしました。

仕事・恋愛・学び・・・・。自分が勝つ事とは、相手を負かす事です。

そのため、私達には大切な知識を得ると、そっと握り締めて自分の中に隠してしまう傾向があります。

それは、その人が悪いと言うのは出はなく、それが、3次元という経験領域での当たり前の常識であったのです。

例えば、トヨタ自動車が革新的な技術を発明した時、凄い凄いと感動して、ホンダや日産に教えたり(与えたり)しないですよね。そして、それは、企業に限らず、あらゆる場面で当たり前のことであったと言う事です。

そうしたあり方は、当然に私達個々人の中に深く染み付いているのです。

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私達が3次元の波動領域に留まるのであれば、これまでと同じように、そうしたありかたも選択肢の1つとして考えられるでしょう。

しかし、4次元領域への次元上昇を考える時、そうしたあり方は選択肢の中には存在しません。それでは、自分の波動を高める事が出来ないのです。

また、4次元の社会がどの様な社会であるかを考えてみて下さい。

3次元とは競争の次元であったために、そこでは人が多ければ多い程に、競争は激しくなり、自分の取り分が減って行く経験をする事になりました。

その感覚のまま、4次元の社会を考えないで欲しいんですね。

4次元の社会では、人が多ければ多いほどに与えられるものが増えて行く事になります。

例えば、3人で4次元へアセンションしたとしましょう。

それぞれ特技を活かして、パン屋・床屋・算数の先生になったとします。そこでは、お互いに与え合う事が喜びになっているのですが、ラーメンやおにぎりが食べたくても、パーマをかけてもらいたくても、歴史や音楽を教えてもらいたくても、教えてくれる人がいません。

つまり、そう言う事なのです。4次元の社会で豊かさの基盤になるのは「人」なんですね。3次元の様に「お金」ではありません。

より多くの人たちで4次元領域へ移行出来るほどに、そこにより豊かな社会を構築して行く事の出来る可能性が生まれて来ます。

今の社会でも私達が「分け合う事さえ覚えられれば」、物は十分に足りています。しかし、4次元領域では、科学技術の進歩によって、それとは異なるレベルで物質的な豊かさは完全に満たされる事になります。

さて、そこからどうやって豊かになって行こうかなと考えた時、先に書いたように、人こそが豊かな社会への資本になって行くのです。

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教えた事によって、相手が先に行ってしまい自分が置いていかれるかも知れない。

そうした発想自体が、3次元に自分を繋ぎとめる低波動の鎖になります。

「教える(伝える)」ことは、その人の波動上昇ペースを加速させる事になります。それは、間違いの無い事実です。

アセンションと言うのは、極めて「個人的な経験」です。

しかし、私達は自らの発見を「伝えあう」事によって、指数関数的に加速・増加しながら集団的に4次元を目指すタイムライン上に存在しているのです。エゴによって、その流れに逆らわないでください。

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4次元へ踏み込んで行くためには、与え合わなければなりません。それは、物だけではなく情報や知識を含めて、全てのものを積極的に与え合って行く必要があるのです。

物は物質世界の性質を考えて配分しなければ一瞬で無くなってしまい痛い目にあることになりますが、知識や情報はどれだけ与えても一向に減る事はありません。

しかも、人間の脳と言うのは、そうしてアウトプットを繰り返す事で、より深く自分の中に情報を定着させて行くものなのです。

いつも書くように、求めていない人に無理やり押し付ける必要はありません。しかし、求めている人に、軽く次々に伝えて行く事は、相手のためであり自分のためでもあり、社会全体のためにもなるのです。

包装紙に包んで、丁寧にスピリチュアルとのしを貼って差し出すのではなく(相手によってはそれも1つの方法ですが)、日常の流れの中で、軽くスムーズに伝えられるように意識して行く事が、自分の波動を急速に上昇させて行く1つのコツであると言えます。



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