アセンションの時代

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「伝える」ことで加速する

電子書籍を書くと言う事は、自分が気づいた事・思った事を皆さんに「伝える」と言う事です。

ブログや会話においても同じ事なのですが、人間の脳と言うのはこうして自分が得た知識や気づきを外側にアウトプットする事によって、より深く自分に浸透させて行く事が出来ます。

その際に誤解等されない様に、より正確に伝えられるように色々な角度から考えてみる事によって、自分の中への定着が強まるのです。

そうした私達の進歩のサイクルと言うのは、「新しい知識・気づきを得る」→「自分の中に定着させる」→「一歩前進したところから更に新しい知識・気づきを得る」と言った、螺旋的な上昇サイクルです。

この時に難しいのが、「定着」させる過程です。

私達は、新しい気づきや知識を得た時に「進歩」を感じますが、実はそれは自然に浮かび上がって来るものであり、困難を要する難しいものではないのです。

困難を要するのはその前の段階、あるいは後ろの段階でもあるのですが、得た知識・気づきを「定着」させる過程にあります。

それが出来れば、自然に新しい知識・気づきは湧き上がってくるのだと言う事です。

しかし、多くの場合、せっかく得た知識・気づきも、時間の経過の中で薄れて消えて行ってしまう、あるいは定着せずにいつまでも思考の中をフワフワと浮かんでいる状態が継続している事が多いのです。

「知ってはいるけれど、自分のものとして定着していない」状態である時間が、とても長いのだと言う事です。

そうした進歩のサイクルをテンポ良く進めるためのコツが、先に書いたとおりで、人に「伝える」と言う事なのです。

私が電子書籍を書く際には、軽く10回以上はそれを読み返しながらの校正を重ねています。そうした過程を通じて、自分の中に漠然と浮かんでいたものが、シッカリと浸透して定着させる事にもなっているんですね。

例えば、普段の会話にしても、スピリチュアル的な単語を使わずに(聞いている相手が引いてしまわない様に)、日常会話としてスピリチュアルな要素を混ぜ込むには、言葉面の丸暗記的な知識ではなくて、その本質を自分の中に定着させなければ上手くはいかないんですね。

つまり、普段から伝える、相手に合わせて上手く伝えると言う事を心がけると言う事は、知識や気づきの本質を自分の中に定着させる過程そのものなのです。

それは、自分ひとりで進める事も可能なのですが、なかなかそうして定着させると言う事は難しく時間もかかるんですね。

私は以前、とても独り言の多い時期があった様に思うのですが、結局それも「定着」させる過程の1つなんです。自分で自分に伝えながら色々な角度からの確認を繰り返しているのです。

最近、こうして「伝える」事の重要性・必要性を繰り返し書いていますが、それは、集団的な上昇過程において、それが大切な時期に差し掛かって来ていると言う事なのです。

言って見れば、これまでは「新しい知識・気づき」を吸収して行く時期にありました。物質世界の中で、新しくスピリチュアル的な世界観を知識として吸収し続けていたのです。

そうして思考の領域に十分に「知識」が吸収されて来たと言う事で、ここからはそれを信念の領域に「常識・世界観」として定着させる過程に入って行く事になります。

知識を常識にまで定着させる過程で、特効薬となるのが「カオス・混乱」です。

それを乗り越えるためには、知識だけ持っていても何の役にも立たない、それを常識として「自分のあり方」の中に定着させる必要に迫られるのだと言う事です。(新しい電子書籍の中でも書いてましたよね。)

そのための「社会的なカオス・混乱」が、既に目の前にまで迫って来ています。

だからこそ、そこで必要になる「それを乗り越えるための最大の秘訣」を、こうして繰り返し伝えていると言う事なのです。

それが、「伝える(教える)」と言う事です。

どんどん、伝える事が大切になって行きます。伝えれば伝えるほどに、それは自分の中に定着する事になり、同時に新しい経験世界の一部となる調和的な仲間達が増えて行く事にもなります。

あなたが伝えなければ、他の人がそれを伝え、その人はどんどん先に進み、あなたは1つずつそのためのチャンスを失って行く事になってしまうのです。

金銭的な損得勘定で言うのであれば、私はこうして1円の儲けにもならないブログでメッセージを発信し続け、電子書籍も他の書籍に比べて5分の1くらいの価格です。

決して収入が多い訳ではなく、そう言う分類で割り振るのであれば、最貧困層に当てはまるくらいの所得しかありません。

だけど、お金に困っている訳ではないですし、自分がやらなければ他の人が私の代わりをどんどん進めて行くであろう事は分かりきっている事なのです。

だからと言って、打算でそれをやっている訳ではないですよ。単純に、「へ~、そういう仕組みになってるんだ。ねえねえ、みんな聞いて。こうなんだってよ。」って言うおしゃべりをしたいだけの事なのです。(笑)

しかし、結果として考えてみれば、ここに書いて来たような訳で、それが私に知識・気づきを定着させ、波動を押し上げていると考えられるのだと言う事です。

ここからの、個々の、そして集団の波動上昇の加速と言うのは、ひとえに「伝える」事の実践に掛かっているんですね。

皆さんは、これまでの過程で、既に伝える事の出来る、伝えるべき知識をたくさん自分の中に詰め込んで来ていると思います。

今からは、それを「アウトプット」させて人に伝える事を通じ、自分の中により深く定着させて行く時間帯に入って行くのです。



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