アセンションの時代

2019年4月以降の主な更新はhttps://sunamibaku.blogspot.com/へ移転してます。

政治・経済の情報について

このブログでは「アセンション」が大きなテーマになっている訳で、基本的にスピリチュアルに興味を持っている読者さんが多いのではないかと思っています。

その一方で、経済や政治等については、一般的なニュースの範囲以上にはあまり踏み込んで調べる人は少ないのかも知れません。

私がこの2月、特に3月くらいからは世界的に大きく動き出す可能性が高くなっていると言うのは、まさに経済・政治(国際情勢)の分野を中心として起こり始める動きであり、中にはそうした情報を捉えて行こうと思っている人たちもおられるかも知れません。

それ自体は問題ないのですが、そうして行く上では、表面的に世間に流されている情報と言うのは肝心な部分が隠された当たり障りの無いものばかりだと言う現実を理解しておく必要があります。

つまり、単純にそうした情報を追ってもあまり意味は無く、その裏側を常に把握していなければあまり役にはたたないのです。

例えば、これまでアメリカはとても景気が良く、失業率が低いと言われて来ました。それが、表面的に流され続けてきたニュースです。

その一方で、アメリカには生活保護の一種であるフードスタンプを支給する制度があります。生活できない人たちに、食料品などを購入できるクーポン券を支給しているのです。ここ数年、その受給者は減少し続けてきたのですが、昨年でも平均で4000万人以上の人がそうした保護を受けているのです。

アメリカの人口が約3.2億人ですから、8人に1人は生活保護を受けていると言う事になります。

自分達で生活できない人たちがそんなにもいるのに、なぜ、失業率はとても低いのでしょうか?それには統計計算上のカラクリがあるんですね。

例えば、仕事を求めている人が100人いて、95人の人が働いていれば失業率は5%ですよね。5人は仕事を探しているけれど、仕事にありつけていないと言う事です。

その後、一定の期間の内に95人の中から4人が失業し、5人の中から3人が仕事を見つけ2人は失業したままだったとします。つまり、失業者は6人に増えたのです。

しかし、統計計算上、2人については自動的に「仕事をする意思なし」と見なされて、失業率の計算から除外されるのです。つまり、失業しているのに失業率に反映されないと言う事です。失業者は増えたのに、失業率は下がるんですね。

そのため、失業率が低いにも関わらず、4000万人もの人が生活保護を受けているのが現実だと言う事です。そして、そうした現実は一切報道される事なく、失業率が低いから好景気だと言うニュースだけが流されているのです。

確かに大企業は、人を使わずに機械を使った金儲けを進めているので大きな利益があがっており、大株主の視点から見ればとても好景気だと言えます。社会的にも、好景気だと言う雰囲気・印象を広めておけば暴動等が起き難いのです。

それは日本でも同じ事であると言えます。

例えば、日本では大学新卒者の就職希望者の就職率がとても高いと言われていますが、大学生はいよいよ就職先が決まらなくなってくると、大学院に進む事にしたり、何か夢を追ってみようかと考え出したりして仕事探しをあきらめて行きます。

すると、就職希望者ではないと見なされる事になります。そのため、新年度が近づくに従って、就職率が上がって行くのです。

一般的に流されているニュースと言うのは、そうして創作されたものであり、それを素材として社会的な雰囲気が生み出されているのだと言う事です。

ただ、あまりネガティブに落ち込まないで下さいね。

私が散々に、今から社会が崩壊して行くと言っているのは、そうしたネガティブな社会のあり方が崩壊して行くと言う事であり、その崩壊をポジティブに捉えて行く事がとても大切なのです。実際にそれは、とてもポジティブな変化なのです。古いものを手放さなくては、新しいものを掴み取れないのですから。

そんな訳で、興味があれば政治や経済について知って行くのも良いでしょうが、表面だけを学んでも無意味に振り回されるだけであって、裏までキチンと知って行く必要があるのだと言う事です。

また、あまり興味が無いけれど頑張ってと言うのであれば、自分がワクワクする事の出来る楽しみに時間を費やした方が何倍・何十倍も建設的であると思います。

しかし、慌てる必要はないので、そうした事を踏まえた上で政治・経済ニュースにも徐々に触れて行くと言うのであれば、それはそれで良い事だと思います。視野が広がると言う事は、これまで見えなかった色々なものが見えて来て、生きていることが楽しくなって生きます。

その時には、自分の信頼できる解説者を何人か見つけて、その人達の見解を軸に自分なりの理解を育てて行くと進歩が早いかも知れませんね。

自分が全てにおいて、完璧になろうとする必要はありません。

人にはそれぞれ個性があり、向き不向きがあります。みんなが自分の個性にあった部分を伸ばし、それを与え合う事によって、分かち合い支え合って行くのがこれからの新しい社会のあり方です。

自分は独りで4次元に進む訳ではない、周りには仲間がいるのだと言う事を知っておくと心強いかも知れませんね。

それを知っていないと、せっかくの仲間も、自分が生き残って行くための競争相手に見えてしまうのです。

それ故に、目の前の世界は自分を映し出す「鏡面世界」だと言うことなんですね。



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