アセンションの時代

2019年4月以降の主な更新はhttps://sunamibaku.blogspot.com/へ移転してます。

世界情勢と日本について

昨年の秋から急激に世界経済が失速し始めており、世界的な金融・経済危機の表面化がいよいよ秒読みの段階に入っています。1つの節目として、3月には大きな意味があるのだと言う事をこれまでに繰り返し書いて来ました。

そこで、国際情勢と言う視点から、ここで一度大雑把な状況を俯瞰しておきたいと思います。

まず、南米のベネズエラですが、ここは完全に金融・経済が崩壊しており、政治的にも複雑な状況に陥り始めています。

ヨーロッパでは、ギリシャは既に経済崩壊していますし、他の国々も運命共同体です。EUは、金融的には完全に破綻状態にあり、それが表面化することで世界の金融システムが崩壊する可能性すら指摘されています。

もちろん、経済的にも悪くなっています。フランスではデモが続き、ドイツはあまりにも中国に近づきすぎたために、どう動いたら良いのか立ち往生してしまっている状態です。

そうした中で、金融的に強い力を持ち続けているイギリスは、沈み行くEUからの離脱を3月末に強行する可能性が高まっています。EUがそれを優しく逃がしてあげるはずもなく、イギリスは3月末以降、経済的に相当大きな混乱に陥る可能性があります。

言い換えれば、そうまでしてでもEUから離れなければ、EU沈没の渦に巻き込まれてしまうと言う事なのです。

中国と韓国については、既に崩壊が始まっています。

中国の方が、まだ最後のあがきによって少しばかりの延命が出来る可能性もあり、アメリカ的にももう少し先で中国が潰れた方が都合が良いと言う事情もあります。

アメリカや日本などの同盟国の企業が、中国から撤退するための猶予がもう少し必要であり、大統領選挙的にもあまり早く片付いてしまったのでは得票に活かせません。

一方で韓国を延命させる理由はなく、北朝鮮に近づき核兵器を共有しようとしている韓国に対して、日米共に段階的に着々と手を引き始めています。政治・経済・金融ともに、韓国は世界から完全に孤立した状態に陥っています。

目先の米朝首脳会談で状況が大き変化する可能性も無くはないのですが、既に完全に経済が失速し始めており、目先数ヶ月の内に韓国は金融危機を引き起こす可能性がかなり高いと思います。つまり、仮に運良く北朝鮮との間で大きくポジティブな変化があっても、その影響は中長期的な話であり、目先の崩壊を止める事は難しいと言う事です。

そうした世界において、日本・アメリカ・ロシアは、それぞれの立場から国家戦略を着々と進めており、いずれも困難な状況に違いはないのですが、相対的にはかなり安定した足場を確保しているように思います。

日本は、アメリカとガッチリと手を組んでいます。それは、アメリカにとって日本が欠かせない存在であると言う事でもあり、それ故に日本は独自の戦略をも進めることが出来ているのです。

日本は、日本海を挟んで向かい合うロシアとも何とか手を組んで、この混乱の時代を乗り越えようと、北方領土問題の解決をどうしても進めたいのです。もちろん、ロシアとしてもどうしても日本と手を組んで経済活動のエンジンを得たいのです。

もともと歴史的な経緯から、四島の返還には無理があるようで、二島の返還と経済協力を引き換えに、ロシアと握手をする時期が近づいているのかも知れません。残る二島は一旦は諦めて、今後に可能性を繋ぐような文言を条約に入れ込んでよしとする可能性があると思います。

また昨年、日本の首相が中国を訪問した事を期に、急速に日中両国が友好を演出し始めています。

現在の中国共産党は崩壊の危機に立たされており、そうした中で国民の反日感情を煽り矛先がこちらに向けられる事を上手く防いでいると思います。

また、中国が一時的に崩壊しても、そこにある社会が消滅してしまう訳ではないために、共産党後の政権までを見据えて友好関係を維持して行く事はとても大切です。

これまでの日本は、アメリカに支配された状態でした。

現在、中国のファーウェイが通信網を支配する事は危険だと騒がれて排除の動きが進んでいますが、日本は既にアメリカにはそれをされている状態です。

昨年、ソフトバンクの大規模な通信障害がありましたよね。一部には、ファーウェイ等の中国系企業との取引が多いソフトバンクに対して、「解ってるよな?(関係を絶たないと、こんな事ではすまないぞ。)」と言う、アメリカからのメッセージだとも言われていますし、実際にそうである可能性が高いと思っています。

つまり、日本としては、アメリカに対してもの言える立場を構築して行くためにも、色々な大国との等距離外交へと向かって行く必要があるのです。

この3月から経済・金融的に世界が揺れだす可能性が高いと書いて来ましたが、日本はそれにギリギリ間に合わせて、太平洋を囲む各国とTPPを発効させ、今月に入ってEUともEPAを発効させています。つまり、次々と大型の経済協定を結んで、貿易を活性化させようとしていると言う事です。

そう言えば、中国とも第三国へのインフラ投資で協力して行くと言うことでしたよね。

例えば、今から中韓の経済崩壊の影響が及んでくる分野である程に、そうした他の国々へ輸出先を振り変えられる可能性が広げられているのです。

つまり、日本と言うのは、これまでの世界の古い支配体制の崩壊に合わせて、もっとも生き生きと動き始めた国であると言えるんですね。

もちろん、そうしたあり方が即座に4次元的だとか、単純にそう言えるものではないのですが、そうした世界へとソフトランディング(軟着陸)して行く上での1つの過程として捉える事は出来るのです。

それもまだ、3次元的な競争原理の中での話しなので、まだまだ大きな変化を続けて行く必要はあるのですが、取り合えず日本が中心となる足場が着々と構築され続けていると言う事です。

その上で、支配ではなく本来の日本が持つ価値観である、共存共栄を目指した改革を進めて行くことが出来るのだと言う事です。

そう言う訳で、日本は危機的な世界情勢の中では相対的にかなり優秀な舵取りが出来ているのかも知れません。

ただ、ただ、ただ・・・。

日本の一番の不安要因はそうした所にはなく、巨大地震・火山などの大型自然災害にあるんですね。

そして、そうした災害が起こる可能性が高まり続けていると思われます。

あくまでも可能性としての話しですが、2014年頃の話として、バシャールを通じて日本と繋がりのある高次元存在たちからのメッセージが伝えられています。

日本では10年以内に古いシステムが崩壊し、権力システムが機能しなくなる様な国としての分岐点が訪れると言われているのです。それに対して、バシャールは5年以内にそれが起こる可能性があるが、10年以内には起こるでしょうと補足しています。

おそらくそれは、自然災害によるものではないかと思います。直接的な表現か比喩としての表現化の解釈が分かれるところですが、海に流されると言う表現もあり、それが津波ではないかと言う解釈もされています。

ただ、いずれにしても普通に考えれば、南海トラフか、そうした規模の地震や富士山の噴火と言った辺りですよね。中央構造線もあちこちで軋んでいる様で不気味ですしね。

しかし、そんな事を色々調べて不安を募らせる事は、自らの波動を下げる事でしかないと言うことも正しく理解しておいて下さいね。

そうした可能性があるのですから、基本的な備えをしておく必要はあると思います。これまでに繰り返してきた「備え」と、基本的に同じです。

それをしたら、後はやるべき事に意識を集中させればそれで良いんですね。つまり、スピリチュアル的な目覚めに取り組みながら、ワクワクする日常を育てて行く事です。

ひふみ神示に次のような感じのメッセージがあるのですが、まさに上手く真理を言い当てているので書いておきますね。

「安全な場所はないが、安全な人はいる。」

つまり、どう言う事かと言うと、助かる人はどこに居ようと助かるけれど、助からない人どこに居ても助からないと言う事です。

寿命は運命(ブループリント)で決められている部分もあり、亡くなる人の全てが波動が低いとかそう言う訳では無いのですが、もし、この先の明るい未来を生きて行きたいと思うなら、不安に怯えて安全な所を探し続けるよりも、コツコツと自らの波動を高めて行く(スピリチュアル的な目覚めを進めて行く)ことが大切なのです。

ポジティブ、ポジティブ。どうせ、人間としての経験は一時的なものであり、肉体は基本的にいずれ機能を停止するものです。

それなら、スピリチュアル的な世界観に自らを委ねて、不安に怯えるのではなく、ワクワクと今ある経験を楽しんで行く方が得かなぁ~と思っています。



イメージ 1










 ↑
いつもクリックして下さる皆さん、ありがとうございます。あまり、押した事のない無い方も、出来ましたらしばらくの間、新しい仲間を増やすためにクリックにご協力頂けたらありがたいです。

確かに、面倒くさいかも知れませんので、取り合えず2月の間だけでも、ポチッとご協力頂けたら嬉しいです。