アセンションの時代

2019年4月以降の主な更新はhttps://sunamibaku.blogspot.com/へ移転してます。

カウントダウン・状況の整理

暦・エネルギー的には既に2019年に入って来ている訳ですが、その性質が本格的に表れ始めるのは今月末から来月末にかけてだと思われます。

昨年の秋~11月頃までは、かなり激しく変化が表面化していた訳ですが、12月頃からは新たな圧力は弱まって、その惰性での落下が続いている状況です。

そうした落下に対して、2月末から強い下押し圧力が加わる可能性がとても高いと考えられます。いよいよ、いよいよと言われて来たものが、いよいよ始まるのかも知れません。

良い悪いの価値判断は別として、現状を俯瞰しての状況把握を少し書いてみたいと思います。

<米中覇権争い>

アメリカから中国に対する貿易制裁が、問題解決のための交渉期限3月1日までの3ヶ月の間、一時的に延期されています。交渉が合意に至れば、これまでにかけられた関税も解かれて一気に緊張が解けるのですが、現実的な話として合意に至らない事は確実です。

仮に、完全な決裂によって、即座に中国に報復関税がかけられるような事になれば、ただでさえ急速な崩壊を始めている中国経済は真っ逆さまに転がり落ちると思われます。

ただ、アメリカも農業分野などが貿易戦争のあおりを受けており、それを中国に買わせてカンフル剤とするために、2ヶ月程度の交渉延長となる可能性も高いと思います。

また、同じ3月1日までに、カナダで拘束されている中国通信機器大手ファーウェイ幹部の、アメリカへの引渡しについて、カナダが手続きを進めるかどうかの判断が出されます。中国は、国・軍・企業がある意味では一体になっており、単なる企業幹部と言う問題ではありません。そのため、中国はカナダに対して異例の猛反発をしています。

3月14日頃には中国の2月の貿易統計が発表されるのですが、今年の春節が1月寄りの日程になっていた事なども含めて、かなり悪化した数字が出される可能性があります。

アメリカも中国沈没の渦に自分達が巻き込まれないために、スピード調整をしながら覇権争いを進めるでしょうが、それでもなお、3月は中国発で世界規模の景気減速が鮮明になって来る可能性が高いと思われます。

<イギリスのEU離脱>

イギリスがEUを離脱する事(ブレグジット)は、2016年の国民投票によって既に決定しています。

3月29日がEUからの離脱期限となっているのですが、その離脱に向けてEUとイギリスとの間で必要となる合意が未だに成されていません。

今から期限内に合意する事は、ほぼ不可能な情勢です。

選択肢としては、「EU離脱の取り下げ」「合意無き離脱」「3ヶ月程度の延期」くらいしか無いと思うのですが、「合意無き離脱」の可能性が高まっています。

もし、そうなればイギリス・EUともにかなりの混乱に陥る訳で、今はお互いに相手が折れるのではないかと言うチキンレースの最終局面に入っている感じです。

期限内に「EU離脱の取り下げ」を決定する事は難しく、無難に「3ヶ月程度の延期」となる可能性もあるのですが、その間にはEUの選挙があるのでイギリスからの議席が無くなり、延期したところで合意する事は難しそうです。

そうであるのならと言う事で、「合意無き離脱」が起こる可能性が否定できず、やはりここにも世界的な金融・経済危機の引き金が存在しているのです。

<韓国>

韓国が中国の沈没と一体となって沈み始めています。現在の政権は、北朝鮮の傀儡政権の様なところがあり、これまで日米に搾取され続けて来たけれど、同じ民族である北朝鮮と協力して繁栄して行く必要があると言う世界観を持っているようです。

民族統一したいと言うのは理解できるのですが・・・。

そのため、意図的に日米から離れようとしている所があるんですね。北朝鮮核兵器についても、自分達、朝鮮民族の核と言う思いがある感じです。少なくとも政権内では。

それを受けて、日米は韓国を切り離し始めており、韓国を通じて朝鮮半島をコントロールするのではなく、韓国を切り捨てて北朝鮮の側から経済的に朝鮮半島をコントロールして行くと言うウルトラCに舵を切る可能性も無くはないのかなと。

北朝鮮のパイプはロシアにより強く繋がっている訳で、そこからまるごと主導権を取ってしまおうと言う事かも知れません。

かつてのベトナムが、完全にその様な歴史を辿って現在に至っており、同じ歴史を繰り返すのであれば、2月27・28日米朝首脳会談では、平和協定やそれに繋がる大きな動きが示される可能性があります。

アメリカはそれによって既に在韓米軍を撤退させられる様な布石を、チョイチョイと打っているようにも見えます。

また、3月1日は韓国では、朝鮮半島が日本であった時代にあった独立運動を記念する祝日になってるみたいなんですね。

また、一方では、朝鮮半島出身労働者(マスコミによって元徴用工と間違って報道されていますが)の裁判で差し押さえられた資産の現金化を開始すると言っており、完了には3ヶ月程かかるようですが、また一段と日韓関係の悪化が大きく進む事になります。

人と人として向き合えば、日韓の間にはそんなに問題がある訳ではなく、韓国からの旅行者はとても多く、日本の韓流ブームも意外と根強いものがあるんですね。しかし、マスコミや政治が国民の声を代表しているように偽って、好き勝手にゲームをしてしまっているのは残念ですね。

韓国が先進国・新興国としては世界に先駆けて通貨危機に陥る時は、直そこにまで近づいている可能性が高いです。イギリス・EU・中国等に比べて圧倒的に自力が無く、世界からも孤立しているので、打てる対策がほとんど無いんですね。

特に韓国の政治は、完全に一部の人に乗っ取られてしまった様に見えます。韓国のマスコミは、越えてはいけない一線を越えてしまった事に気づいて急いで軌道修正を図りだしていますが・・・。この次元世界のドラマの中では常識ある韓国の人たちが気の毒に見えます。

ただ、3次元を手放して4次元を掴み取る過程では、日本も含み世界的に難しい時間帯を通り抜けて行く必要があり、無事により多くの世界の人たちが新しい世界にまで辿り着けたらいいですね。



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