アセンションの時代

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金融システムの転換

頂いたコメントから、電子マネー等について少し書いてみたいと思います。

ただ、今はそうした決済手段が乱立しだしている草創期であり、なかなか単純に解りやすく話を進めるのがとても難しいのも現実です。

技術的な点については、私もよく知らないので、これからの時代の混乱の中での実用的な意味と言うか視点から見てみます。

「一概には言えない」のですが、一般的に電子マネーとして利用されているものは、その価値が円によって固定されています。例えば100コイン=100円と言うように。

しかし、一般的に仮想通貨として利用されているものは、その価値が円等の通貨によって固定されてはいません。つまり、その価値は相場によって流動的に動いており、100コインが50円になる時もあれば150円になる時もあるのです。

現時点では、電子マネーは円と固定リンクされているために既に実用的に広がり始めているのですが、仮想通貨はビットコイン等に代表されるように投機的な要素が強く、将来性や既存の金融システムが崩壊した際の逃避先としての色合いが濃いです。

そもそも、金融機関と言うものがなぜ存在しているのかと言う根本的な所から考える時、仮想通貨と言うのは金融機関の存在理由そのものを消し飛ばしてしまうものになります。

つまり、仮想通貨が普及すれば、単純に言ってしまえば金融機関が存在する理由はなくなってしまうんですね。電子マネーについてもある程度は、同じ事が言えます。

例えば、ネット銀行やクレジットカードあるいは電子マネー等での決済によって、これまでの様にATMや銀行窓口での振込み手続きをする必要が無くなっていますよね。あるいはその振込みさえもが、コンビニでより簡単に出来てしまうのです。

つまり、これまで全国の市町村の一等地に支店を構えてきた金融機関は、根本的な所からビジネスも出るが崩壊し始めていると言う事です。

そうした中で、金融機関も何とか自分達の主導する流れを生み出して、存在意義を新しく生み出していこうと模索していると言う事です。それがJコイン等の新しい動きになっています。

ただ、具体的にこの先どうなって行くのかと言う事は、おそらく誰にも解らないと思います。可能性は色々とありますし、各自が自分なりに予測することは可能なのですが、ここから先は変化が大きく不確定要素がありすぎる事から、本命となるような流れが見えにくいのです。

言ってみれば、現在の金融システムがある程度変化しながら、今の流れが継続されて行く事はないと思っています。なぜなら、それは既に破綻していますし、これだけ新しい技術・システムの可能性が表れている中で、破綻処理をしてまた同じ古いシステムに戻ることは考えられないからです。

そうした事から、あまり「具体的に」どうなるかと考える事にはあまり意味が無いんですね。そう言うことに興味があり、それを考える事が好きな人は、そこにある色々な可能性を探求していけば良いのですが、あまり興味の無い人たちが不安からそれを知ろうと追うのは、不安を膨らめる事にしかなりません。

そのため、そうしたことにあまり興味の無い人たちは、大きな流れだけを捉えて、社会の変化を俯瞰して行くのが良いのかなぁと思います。

つまり、古いシステムは崩壊へと向かって行く可能性が高い。新しいシステムとしての可能性が、色々なところから湧き上がって来ている。その中から、便利で公平なシステムが構築されて行く事になる。

それは、これまでの様にお金を絶対的な価値として扱うものではなく、人々の幸せを支える仕組みとして調和的な社会のために構築される仕組みだという事。そして、その先で流れ込んで行く近未来では、そもそもお金・金融と言う仕組み自体が必要のないものになって行くと言った感じですね。

それを、アセンションと言う流れの中での金融と言う側面に、眺めて行くと良いと思います。

あと、大雑把な話としては、古いシステムが崩壊すると言う事は、これまでのお金の価値が著しく毀損すると言う事なので、相対的にお金よりも物の価値が上昇すると思います。言い方を変えれば、インフレですね。

ただ、いずれにしても、私達がより優先するのは、金融ではなくスピリチュアルであると言う点を忘れてはいけません。

スピリチュアルが主となり、そこから新しい様々な仕組みや流れが生み出されて行くのであって、それが逆になってしまったのでは、これまでの古い世界へと戻って行く事になってしまいます。

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アメブロの方も記事を更新しました。慣れかも知れませんが、何となく長文よりも「短い日常の雑談」を書くのに書きやすい感じで、実際にそんな感じの記事を書いて行きます。

緩くセミナー絡みの記事で、気楽に書いています。良かったら見てみて下さい。



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