次の段階
変化が起きる、変化が起きると言ってはいますが、その変化を上昇する機会にするのか沈没する機会にするのかは、結局のところそれぞれ各自の問題であると言うことが出来ます。
変化は起きます。それが確実に起きると言う事は間違いないと思います。
しかし、その先の経験において、アセンションを経験するのか滅亡を経験するのかは、各自の波動的選択の問題であって、一概にどちらが起こると言うことが出来るものではないのです。
つまり、現在において社会の中には、上昇する流れと下降する流れが混在しています。そして、目先に訪れるであろう変化の中で、それらの流れは急激に分離して行く事になります。
今日は、そこで上昇気流を捉えている人たちの辿っている流れを、自己の内面的な変化と言う側面から俯瞰してみたいと思います。
まず、１つ目のステップとしては、スピリチュアルに大きな価値を見出すと言う段階があります。これまでの社会は、競争原理によって成り立っており、優劣による比較競争、物質的欲望、金銭・支配欲等を実現されて行くと言う流れによるものでした。
そこから流れに逆らって、スピリチュアルに価値を見出すと言う事が１つ目のステップとなっており、私達の多くは既にその段階はクリアしていると言えるでしょう。
そして、２つ目のステップとして、スピリチュアルな知識を集める段階に入って行きます。
多くの人は、この段階も既に通過しつつあるのかも知れません。
私たちは本を読み、ネットサーフィンを繰り返し、スピリチュアルな動画を見ることで、頭の中にはスピリチュアルな知識がいっぱい詰まっています。
この段階は、いってみればマニアの段階ですね。スピリチュアルマニアです。
例えば野球マニアの人たちは、とても豊富や野球知識を持っています。しかし、その人たちが実際に野球をするのが上手いかと言うと、それはまったくの別問題ですよね。
つまり、スピリチュアルマニアとは、スピリチュアルな知識は豊富に持っているけれど、マスターの様に実際にそうある事が出来てはいない人たちの事です。
私達の多くは、現在、この段階にあるのかも知れません。
なぜなら、スピリチュアルに興味を持つ段階に達していない人達は、このブログを見ることはありません。また、マニアの段階を超えてマスターになった人達がこのブログを見ることもありません。
すると、私達の「課題」と言うものが見えて来ますよね。
つまり、「知っている事を実践できる」ようになる段階に私たちは進んで行く必要があるのです。
そのためには、まず、知っているバラバラの知識（ピース）を、繋げて１つの世界観（パズル）として捉えて行く事で、思考的な知識を、信念としての常識にまで深めて行く事が大切です。
それが出来て、はじめてマニアはマスターへとなり始めることが出来るのです。
そうして前進をして行かないと、スピリチュアルな知識の比較競争によって自分の前進を実感しようとするような事にもなりかねません。
つまり、私たちはいつまでも知識集めの段階に留まって、そこで頑張っていれば良いと言うものではありません。
これからは、それを自らの内に定着させて、実際に自らがその様にある事の出来るマスターに、私たち自身がなって行く事を意識しなければならないのだと言う事です。
