アセンションの時代

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世界の潮流・日本の潮流

私はもともとヤフー(日本)を中心にインターネットを利用していたのですが、最近はアマゾンやグーグル(世界)の方にその比重が移り始めています。

考え方や好みは人それぞれであり、どちらが良いと一概に言うつもりは無いのですが、ウェビナー(オンラインセミナー)で利用するシステムについて調べている内に、ここでも同様に日本メーカーと世界メーカーの違いが強く気になったので、ちょっと記事にしてみたいと思います。

私が、これまで使って来た日本企業のものから、世界企業のものへと徐々に利用を切り替えて来ている理由は、日本企業には押し売り迷惑的な要素があまりにも強すぎると感じるんですね。

これは決して、本来の日本人が持つ性質ではないと思うのですが、数十年の円高グローバル化と言った環境変化の中で日本企業に表れて来た悪癖ではないかと思います。

私達の記憶の中には、円高で苦しむ日本企業のイメージが焼き付いていますよね。それによって価格競争で新興国に勝てなくなった日本企業は、過剰な付加価値を付けて高性能を売りにした商品開発に力を入れて来たんですね。

シンプル・丈夫で使いやすいと言う単純な製品では、価格競争で外国企業に勝てないからです。

その割りに、業界の垣根を越えた横の繋がりが無いために、あれもこれも付いているのに肝心な機能が欠けていたりします。

一方で、今の世界的な企業と言うのは、低価格で利用してもらえる社会のインフラになろうとしている様に思うのです。ところが日本企業は、これまでの古い時代の延長で、経済戦争に励んでいるように見えてしまいます。

日本企業は日本語圏と言う小さな市場から出発するために、どうしても巨大な市場である英語圏の企業と張り合って行くには、そうした方向に向かわざるを得ない環境に置かれているという面もあるのかも知れません。

ただ、日本の、世界の全てがそうだと言う訳ではありません。それは、「競争社会の最前線」ではその様な傾向が強く浮き上がってきているように感じられるという事です。競争を続ける企業が負け、より良い社会を目指す企業が勝つと言う様な。(1つの側面としてであり、見方は他にも色々あるとは思いますが。)

しかし、その一方で一般大衆の日常的なレベルにおいては、逆に日本の方が競争・損得にこだわらない性質を持っているのではないかと思うのです。

よく使われる例えですが、震災の際の日本人の助け合い・モラルの高さは世界的にも有名ですよね。競争ではなく、より良い社会を重んじる性質が強いんですね。

現在、日本への観光客の流入と言うのは増加の一途を辿っている訳ですが、私達日本人には当たり前すぎて気づかないのですが、外国の人々が日本を好む理由の1つにそうした民意・モラルの高さがあるんですね。

そうした日本人の性質を如実に反映しているのが、「アニメ」であったりするのです。

例えば日本のアニメにはバイキンマンロケット団ドロンボー(古いねぇ(笑))等の憎めない敵役と言うのが常にいますよね。

例えばそれが海外で製作されると、第1回放送で敵役は成敗されてしまい、シリーズにならないそうです。悪は悪であると言う事であり、そこにまで憎めない人間性を見出す事が出来ると言うのは、和を重んじて来た日本人ならではの感性なんですね。

つまり、今、世界で政治・観光・文化的に日本への注目が高まっている事も、日本企業が部分的に凋落し始めている面があると言う事も、アセンション、つまり競争から調和へと言う時代の流れの中で必然的に表れている事なのかも知れませんね。


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