分離する世界
現在の世界と言うのは、３次元領域に留まる世界と４次元領域に上昇して行く世界が重なり合っている状態の中にあります。
こう考えてみて下さい。２枚のガラスにそれぞれの世界が描かれています。お互いのガラスは重ねられているために、異なるガラスの上を生きている人であっても、まだお互いを捉えあう事が出来るのです。
しかし、そうした２つの世界は、現在、波動のズレによって急速に分離し始めています。
まだ、捉えようと思えば、お互いを捉える事の出来る距離（波動のズレ）なのですが、確実に急速にその距離は広がり続けています。
そのため、これまでは異なるガラスの上にいる人たちとも、ごく普通に日常の中で接する機会を持っていた訳ですが、異なるガラスの上にいる人たちとの関係は確実に減って来ている事になります。
ここでは解りやすく２枚のガラスに例えましたが、実際には無数のガラスであるとも言えます。それが２つのグループに分かれると考えた方がより正確なのかも知れません。
それをアコーディオンの蛇腹に例えて見ましょう。
現在の状態は、アコーディオンの蛇腹が大きく開かれて、その途中が千切れて来ていると言った感じです。これからアコーディオンはさらに大きく開かれて行くために、最終的に蛇腹は大きく２つに切り離される事になります。
私達の多くは、その切り離される境付近にいるものと思われます。
明確に３次元側に残る人たちは、このブログには関心がない事でしょう。また、明確に４次元側に移っている人たちの多くは、既に新しい世界を構築する過程を歩み始めており、このブログで取り上げるような「古い世界から新しい世界への移行」と言う段階は既に通過済みであると思われます。（あるいは一部の若い世代の様に、始めから新しい世界を歩み始めているか。）
ここで注意点として、意外と多い勘違いを１つ挙げておきたいと思います。
それは、「あの人のあそこがダメ」「この社会のここがダメ」と言う様に周囲を捉え、私はそうではないから大丈夫と言った考え方です。それは、分離ライン上でもどちらかと言うと、３次元の側にいる可能性があると言う事です。
では、すぐ近く手が届くくらいなのに、ラインをまたいだ４次元側にいる人たちとは何が違うのでしょうか？
４次元側にいる人たちと言うのは、そうしたダメ（分離的）な部分を踏まえた上で、ダメではない（調和的）な人や社会に意識を向けているのです。つまり、ポジティブな姿勢が主軸になっており、それ故に４次元側にいると言う事が出来るのです。
あれもダメ、これもダメ、だけど自分は違うと言う所に主軸があると言う状態は、実はネガティブではないようでありながら、ネガティブの領域を脱しきれていないのだと言えます。
こうした事と言うのは、このブログを読んでいただけるくらいにスピリチュアルに関心を持っている人であれば、読めば理解できると思うんですね。
ただ、わかります？付け加えたいこと。
私達の課題は、既に「知識を持つこと」ではなく「実際にそうあること」へと移っているんですね。アセンションの機会と言うのは、いつでもどの時代にでも均等にあるものではなく、タイミングと言うものがあるのです。
今回の人生の中にある、その目先に迫りつつあるタイミングを捉えようというのであれば、それに間に合うペースで進んで行く必要があるんですね。
ただ、それで不安や恐れを抱く必要はありません。それでは、かえって波動が下がるだけです。
私達は永遠に存在する魂であって、そうした視点も持ちながら、今回の挑戦をポジティブに楽しんで行く事がより良い結果に繋がる事になるのです。その上で、仮に今回は届かなかったとしても、魂としてのより良い学びを得る事が出来るのだと言う事です。
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