アセンションの時代

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地球上で最初の生命

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生命誕生についてはまだ諸説入り乱れており、はっきりと解っていないのが現状です。

生命とは代謝と自己複製を行う有機物と言う事になるかと思いますが、ここで興味を引くのが自己複製についてです。自己複製とはつまり子孫を残す能力の事ですが、例え代謝をする有機物が誕生したとしても同時に自己複製をする能力がなければ、次の代へと生命が引き継がれる事は無いのです。では自己複製をするには何が必要なのか?それがおなじみのDNAや、その兄弟のようなRNAといったものになります。つまり、最初の生命(細胞)はいきなりDNA(現時点ではRNAの方が有力視されている)を有していた事になります。そんな事がありえるのでしょうか?科学者たちは自然偶発的に太古の地球で生命が誕生したという前提に立ちあらゆる可能性から生命誕生の謎を模索していますが、色々な説はあるものの現状ではまだ納得のいくような仮説を立てられないでいるのが現状です。自然偶発的にDNA(またはRNA)が誕生した?しかもDNAという設計図だけではなく、代謝をし実際に複製を行う限られた有機物ともうまく融合しなくてはならない。ありえるか?そんな奇跡的な事が。では、どうやって生命が誕生したのかと聞かれれば、私も専門家と同じようにわかりませんけれどね。こんな例え話があるそうです。生命が誕生したと言われるような海辺などに精巧な腕時計が落ちていれば、それが自然現象によりつくられたものだとは誰も考えないであろう。何者かの意志により造られたと考えるのが一般的な常識である。しかし、それがパソコンではなく、超精密なDNA(またはRNA)であった場合、理屈はわからなくても多くの人々は頑なに自然現象によりつくられたと決めつけてしまう。時計に例えれば、革のベルトから歯車やネジ巻き、針や文字盤に至るまでもが古代地球の、自然の営みの中で偶然出来上がった?それとも大いなる知性により設計されたものなのか?はたまた他の可能性があるのか?解っていることはよくわからないという事だけである現状においては固定観念にとらわれることなく、より広い可能性を受け入れ検討する姿勢が必要ではないでしょうか?

まあ、いずれにしても結果論として最初の生命は誕生した。それはおそらくたった一つの細胞であったはずです。その細胞が自己複製しその複製がまた複製を誕生させ、その複製たちがそれぞれの環境に適応し、あるいは突然変異を繰り返しさまざまな種類の生命となっていった。つまり、最初の生命から複製されてきたプランクトンが、最初の生命から複製されてきた魚に食べられ、最初の生命から複製されてきた海鳥がその魚を食べ、陸で死んだ海鳥は最初の生命から複製されてきたバクテリアによって分解され土にかえり、最初の生命から複製されてきた草木がその養分を吸い上げ、最初の生命から複製されてきた人間がその実を食べる。つまりこの地球上の生命の全ては、たったひとつの最初の細胞のコピーたちなのです。生命みな兄弟な訳ですよ。だから自然との調和、生物との共存。目先の利益とは関係なく、人々が大切だと感じる事にはDNAに刻み込まれた理由があるのです。・・・たぶん。

人間の存在意義についての動画です。良かったら見て下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=e8dOEQEj0KA