アセンションの時代

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存在の不思議

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存在するって当たり前で疑いようの無い事だと思われますが、よ~く考えてみるとそれが存在?っていうような不思議な事なんですよね。

前にも書きましたように物質の存在をより小さく追及していきますと、分子→原子(原子核と電子)→陽子と中性子素粒子クオークレプトン)ということになりますが、ここで私が興味を引かれたのは原子の構造です。原子は原子核(陽子と中性子)の周りを電子が周回するような構造になっています。問題はその原子核と電子との距離です。当然、肉眼では見ることなど出来るはずも無く、専門的な単位を使ってもピンとこないので拡大してみると・・・。原子核を構成する陽子を針の先ほどにまで拡大したとき、電子は九州を一周するほどのとんでもない軌道で原子核の周りを周回しているそうです。陽子と中性子が構成する原子核を1cmのビー玉程の大きさとしても、電子は原子核を中心に半径50メートル直径100メートル程の軌道で周っているのです。それは存在についての一つの事実であり、人間をも含むこの世の全ての存在の正体なのです。ちなみにこの原子核と電子の間は場と呼ばれる特殊な空間になっているわけですが、仮にこの場などを取り除き素粒子の全てをひっつけてしまったのなら、人間は肉眼では捉えられない大きさにまで小さくなってしまいます。つまり、イメージ的には消えてなくなってしまう訳なんですよ。つまり私たちの存在のほとんどは、物質である原子核や電子と言うよりも場と呼ばれる特殊な空間なのです。今も自分の手を見つめながら、ホントかいな?と思いたくなるような事実ですよ。しかし、ここで思い出されるのが、アインシュタイン特殊相対性理論です。原爆を誕生させる元となった悪魔の方程式E=mc2乗が表すところは、物質とエネルギーには互換性があるという事であす。つまり、物質はエネルギーの1形態であるという訳です。

私たちの存在ってそういう事だそうですよ。不思議じゃないですか?存在するって固定観念により当たり前の事だと思われているけれど、とても不思議な現象なんですよね。それが量子力学を中心とする科学が導き出した存在の正体です。

人間の存在意義についての動画です。良かったら見て下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=e8dOEQEj0KA