アセンションの時代

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私たちの選択しているパラレルな世界

私たちはパラレルな世界を毎瞬選択し続けています。世界にはあらゆる可能性・シナリオが存在しており、その中から個人あるいはその集合意識は各自の選択の積み重ねにより人生を創造しています。
 
予言者と言われる人々は、その時点における個人あるいは集合意識の選択する可能性のある未来のシナリオを、この次元の枠の外から垣間見ているのだと思います。
 
従って予言が外れるというのは、正確には私たちがその様な未来を選択しなかったという事であり、決して予言がデタラメであったという事ではないのだと思います。
 
そういう視点で考えると、大地震や大洪水が世界各地で起きてはいるものの、予言や予測されている程までには災害や動乱が起こらずに(つまり、私たちの集合意識はそれらを選択せずに)きているような気がします。ただ、アセンションというタイミングや現状の金融経済・災害の頻度から考えても、これでハッピーエンドとは考えにくく、まだまだ今は大変革の最終局面の始まりでありさらなる困難は避けられないとは思っているのですが、私はそこに微かな明かりを感じたりしています。
 
大きな転換はアメリカがオバマ大統領を選択した事にひとつはあると思います。もし、ブッシュ政権を引き継ぐような形の政権であったのなら、現在はすでに第三次世界大戦のまっただ中であっただろうと思います。そうなれば、金融経済や自然災害、大規模テロ、疫病についても、一様にネガティブなシナリオへと傾いていたことでしょう。
 
ただ、このネガティブなシナリオが先延ばしになっただけで、さらにはそのぶんだけ表面化した時の混乱が大きくなるという事も考えられなくも無いわけですが、私はそれについては前向きに捉えて良いのではないかと思っています。
ここでは、ひふみ神示にあるように「建替(旧体制の崩壊)」と「建直(新体制の創造)」とに区別して考えると解りやすいのではないかと思います。
 
ネガティブな未来が起こらないあるいは先延ばしになっているというのは、「建替」が先延ばしになっているという事だと思います。そしてその影で、「建直」が前倒しで進み出したという事なのではないでしょうか。そしてこの事は、ひふみ神示の中でも述べられている事です。神示の中には次のような意味が記されています(記憶ですので表現は原文と異なります)。
「早くから建替が進むと、耐えられる人々があまりにも少ないから先延ばしにしているのだぞ。建替が先延ばしされるのだから、建替と同時進行で建直が進んでいくぞ。」
 
誰のチャネリングだったかは覚えていないのですが、チャネリングの中にも確か次のような意味のものがありました。
アセンションの進め方について、宇宙人(高次元の生命体)の中でもその進め方(宇宙人としてのサポートの仕方)について意見が分かれており、急進派と穏健派がある。現在、地球は銀河系の中心から強力なエネルギーを受けており、アセンションを成功させるための絶好の機会であるからこのチャンスを逃すべきではない、というのが急進派の考え。一方で穏健派は、あまりにも急な変革では人類における犠牲があまりにも大きいため、もう少し人類に猶予の時間を与えたいという事。」
 
銀河系中心からの強力なエネルギーは、いつその流入が止まるのかは解っていないようです。実際に科学の分野では銀河系の中心から77分間隔で1分の電波?が地球に届いている事が1992年頃だったかに確認されて、専門家が理解に苦しんでいるというのを何かで読んだことがあるので、それなんかも関係しているのかもしれません。マヤ族の考えにも銀河の中心にある宇宙のエネルギーによって世界は動いているという考えもあるような事を読んだことがあったような気がしますし、太陽から届く電磁波が人間の感情に大きな影響を与えている事も、統計的(黒点の数と大事件等の発生数の関連)にはハッキリと現れているそうです。
 
いずれにしても、私的には結構それなりに人類は建直を頑張っているのではないだろうか、と感じています。ただ、このまま混乱なく終わることはないだろうとも感じています。
 
イタリアの10年国債が再度7%を越えてきています。
中国のバブル崩壊も本格化してきています。
日本では放射能汚染がいまだに広がり続けており、次なる超巨大地震の可能性も高いと考えられます。
イスラエルがイランを先制攻撃する可能性はいまだにあります。
アメリカではフードスタンプ受給者が5,000万人規模に膨れあがっているようです。
 
これらは全て、建替に関する出来事であり、崩れゆく社会の姿です。ただ、現実がいかに腐りきっていようとも、それが人々の想定の範囲内である限り、どのような出来事も瓦解への引き金にはならないようです。
 
引き金となるのは想定外、あるいは想定を上回る出来事でなければならないようです。
関東地方への想定外の巨大震災、イスラエルのイランへの先制攻撃、主要国への大規模テロ、巨大金融機関の倒産。どれもうっすらとは想定されていますが、各種指標や政策での波乱よりは引き金になりやすいかもしれません。
 
いずれにしても、次の事だけは頭に入れておいた方が良いように思います。
今から崩れていく社会システムは、崩れるべきネガティブな価値観に基づくシステムです。この旧来のシステムを守ろうとする努力は徒労に終わるでしょう。崩壊に伴う衝撃を緩和する努力は必要ですが、守りに徹するべきではありません。これからの私たちは新しい社会システムを創造すべく、常に積極的でなければなりません。振り向けば後悔ばかりが見え、自ら進めば必ず明るい未来が広がっているはずです。