アセンションの時代

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抵抗(相手に)しないこと

今後の混乱において人々に余裕が無くなる結果、日常生活の色々なところで摩擦が起こってくると思われます。
 
この時にどう対処していったら良いのか?
 
(1)何とか自分の思うように(自己の利益となるように)コントロールしたい
   この考えでは苦しむ事になると思います。相手も同じように抵抗し、摩擦はエスカレートします。
 
(2)みんなのために必要だという事を相手に理解させたい
   心ある多くの人は、こう考えるかもしれません。しかし、この考えが報われることはごくまれだと思います。
   結局の所、他人に解らせるということは出来ないことなのです。物事を理解するというのは、当人の中に生ま
  れる現象であって、他の人から移植される事によって起こる現象ではないのです。ただ、切っ掛けを与え
  合う事は可能であり、それはとても大切なことです。
   従ってある程度、意見を交わし合う必要はありますが、答えが一致するまで話し合うべきだなどと思っていて
  はやっいけないと思います。
 
(3)抵抗することなく、同じ考えの者達と自分を保つ
   私はこれが最も有効な摩擦対処法だと思います。抵抗は抵抗を呼びます。強く抵抗すれば、そこにはそれ  に対する強い抵抗者を生み出すことになります。抵抗してお互いの関係がこじれてしまう前に、お互いの考え
  を認め合い、あなたたちはあなたたちのやり方で、私たちは私たちのやり方でやってみる事を認め合うこと    です。正しい方がより広まっていくと思います。関係がこじれていなければ、間違った方もすんなり吸収される  でしょう。例え、解っている者には遠回りに感じられても、解らない人にはやってみて学ぶ機会が与えられる
  べきなのです。急がば回れです。
   人生のスパンで見ると、何と効率の悪いことかと思えてなりませんが、その回り道の中で学んでいくことが
  人生というものであり、その真理の法則に従う事がイコールより良い人生を送る(魂を成長させる)事だとい
  えるのではないでしょうか。
 
 話しは少し変わりますが、夫婦で言えば、お互いに役割分担をして夫婦としてあるいは家族としての幸せを追求すれば自ずとその幸せが個人に還元され、個人としての幸せをも手に入れることが出来ると思うのです。(これは個人を殺して相手に尽くすという歪んだ意味ではありません。当然、個人としての趣味などを認め合うという事なども含めての夫婦や家族の幸せ追求です。)
 
 ところが中には、“幸せ=エゴ”という人もいるのです。そういう人にそれでは幸せになれないんだという事を、他人が解らせる事は出来ないのです。
 
 まわりから切っ掛けを与えることは出来るでしょうが、解るためには当人の内側から理解が進まなければならないのです。そのためには失敗して経験してみなければ解らない人もいるのです。
 
実は私の嫁がエゴの塊なんです。
 
お蔭で私は苦闘の末(まだ最中とも言えますが)、彼女からとても多くのことを学ばせてもらうことが出来ました。この苦闘の前と後では、私は異なった世界を生きています。つまり、私自身が内面からかなり変わったということです。
 
私は今の自分が好きです。子供も親も好きですし、周りの人々へも以前より暖かいまなざしを向けることが出来るようになっているような気がします。
 
嫁に対しても幸せになって欲しいと思っています。
 
ただ、私の対応としては当初は(2)の対応でかなり苦悩しました。こちらが支えれば支えるほど、ますます全てを奪い取られてしまい、なおどん欲に奪いに来るのです。お金も時間も、掃除も食事も洗濯も子供の世話も・・・。面倒は全てお前がやっとけといった感じですからね。
 
私もバカですから、そんな人間がこの世に存在するという事を知りませんでしたから、優しく頑張って支え合おうと思っていたのですね。優しさだけでなく厳しさも途中から織り交ぜたらそれこそ大変な事になってしまいました。結局はむりでした。それを解るのに10年近くかかりました。
 
子供とも楽しみ合うことができず、夫からは距離をとられて、テレビとばかり向かい合い・・・・・・。
 
そこから学ぶことが彼女の人生なのだろうと最近は思っています。
 
生きたいように生きてみて下さい。ただ、私は私の生き方で生きていきます。彼女は自ら、どんどん沈んでいっているように見えます。私はこの大きな教えを与えてもらったことにもより、職場などでの摩擦も殆ど感じなくなりましたし、子供とも楽しくやっていくことが出来ています。
 
彼女にも早く気づいてもらえると嬉しいのですが・・・。
 
ただ、面白いのが、私の中に10年かけて染みついた、彼女に対するアレルギーの様な感情?が生まれてしまっているのです。本当に彼女にも幸せになって欲しいと思っているし、感謝の気持ちもあるのですが、彼女が前に来ると染みついたアレルギーで理屈ではなく距離を取りたくなってしまうんですね。
 
この感覚にちょっと興味をもっています。頭では拒否していなくても、反射神経のように染みついてしまっているんですね。彼女がある程度エゴから開放されれば無くなるかもしれませんし、私が本当に心の底から彼女に感謝できていないからかもしれません。ただ、このコントロールがかなり難しい感覚が、とても不思議であり、興味を持って自己観察をしています。(笑