経済危機の始まりとベーシックインカム
都市封鎖による金融・経済危機の入り口に立つ今、所々でベーシックインカムに対する議論が起きてもいます。ただ、現状では財源の問題から即座にそれが実現されることは難しいのかも知れません。
しかし、こうした環境であるからこそ、人々はその可能性を真剣に議論し始めており、それを可能とするための社会的な基盤づくりに向けた改革が起き始める可能性があるのです。
科学技術の発展した現在、ベーシックインカムは、やり様によっては必ずしも不可能な政策ではありません。それどころか、更に急速な技術革新が始まる将来においては、そうした変化は必須のものであるとさえ言えます。
競争的な資本主義にこだわり、勝者が全ての富を独占して行く今の流れを握りしめて進むのか、それとも技術革新によって生み出される富を平等に分け合って行くのか。
そのために必要なのは、そうした現状に対する人々の理解と、分け合う事を覚える上でのスピリチュアル的な目覚めです。