アセンションの時代

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「特別な位置」にいる人々

頂いたコメントから、私が普段書いている記事の根拠となる知識はどこから来ているものかと言う事を少し書いてみたいと思います。

私はいわゆるチャネラーではありませんし、アカシックレコードを見ることが出来る訳でもなく、そう言う意味ではまったく普通で皆さんと同じです。

まず、スピリチュアル的な要素を持って、未来予測的な事を書く人たちの分類を少し挙げてみますね。

(高次元存在のメッセンジャーで、その人自身は必ずしも覚醒が進んでいるとは限らない。スピリチュアル的・抽象的なメッセージの繰り返しが多く、あまり具体的な予測は出さない。)

・予知能力者
(夢や瞑想を通じてアカシックレコードにアクセスして情報を伝える。とても具体的であるが、ただ見たものを伝えるだけで、スピリチュアルメッセージ的な要素は少ない事が多い。)

・マスター
(いわゆる悟りを開いた人たち。必ずしも特殊な超能力を持っているとは限らないけれど、存在の何たるかを理解し、社会の中で現実に即したメッセージを人々に伝える。)

まず、チャネラーや予知能力者と言うのは、特殊能力によるものであって必ずしもスピリチュアル的な覚醒と関係しているとは言えません。

ただ、そうした能力を使って直接に情報へ触れる中で、確実に覚醒への道を進んでいる人たちもおり、チャネラーであればダリル・アンカさんであったり、能力者であればゲリー・ボーネルさんであったりする訳です。

しかし、その一方でオカルト宗教を創設してみたり、心霊詐欺を働いてみたりする人々もいる様に、そうした人々の共通項は覚醒ではなく能力だと言う事です。

一方で、マスターと言われる人たちの共通項は、スピリチュアル的に覚醒していると言う事です。中には特殊な能力を持っている人たちもいますし、まだ、そうしたものは表れていない人たちもいます。

私の場合は、特にそれらのどれに属するという訳でもありませんが、皆さんと同じようにそれらの人々が伝える山の様な情報に触れることの出来る、いわゆるネット環境の整った先進国で生活する普通の人です。

つまり、チャネラーを通じて伝えられるメッセージから、スピリチュアルや多次元世界の仕組みを学び、予知能力者の人たちが伝えるメッセージから未来に存在する「可能性」を知り、現実社会から身をもってこの世界の現実を経験しつつ、そこでのスピリチュアル的な生き方のお手本としてマスターのあり方から学べる環境にあると言う事です。

私たちは、人生を通じて自分の中に、スピリチュアルな高次元的あり方のためのピースを集め続けています。

ある程度それが揃ってくると、バラバラで繋がりの無いそのピースの山を、1つ1つ繋ぎ合わせて自分の中に高次元的な世界観を構築して行く事になります。

そして、高次元世界と言う絵が自分の信念(常識)の中にある程度組みあがって来ると、まだ完成していない残りの隙間の部分も、前後左右との繋がりから大体想像が付くようになり、外からピースを引き寄せなくても、自分の中からピースが生まれるようになって来るのです。

多次元世界の仕組みがある程度わかり、未来に存在する様々な可能性がある程度わかり、マスターの人たちの選択がある程度わかり、現実の社会の変化がある程度わかっていれば、大体、自然の流れとして自分の捉えているタイムラインの行き先が見えてくるものです。

ただ、多次元世界の仕組みとして、未来は無限の可能性の中に存在しており、それが自らの意識の中に現実化されるまでは100%それが起こると言い切ることは、誰にも言えないんですね。例え、高次元の存在にも具体的に正確には言えないのです。

大きな流れとしてある程度抽象的な表現では言う事が出来るのですが、それが具体的にどの様に表れてくる「可能性」があるかと言う事は、あくまでも予測・推測以上のものは出せないのです。

なぜなら、それについては私達各自の自由意志に委ねられているからです。つまり、未来の可能性は無限に確定しているのですが、その中から何を選択するかは、私たち自身がそれを選択するまでは確定しないと言う事です。

そして、そうした自由意志が何を選択するかと言う部分については、意外と高次元存在たちよりも、実際にその張本人である私たち自身の方が分かっていたりする部分もあるんですね。

例えば、バシャールが一時期、色々な予言的なことを伝えた事があります。しかし、地球人の正常バイアス(変化を避ける傾向)は、そのシナリオよりも強く働くだろうという事は、振り返ってみれば私達には常識的に分かる事だと言えるのです。

ただ、バシャール自身も、タイムライン的変化が密集したスクランブル交差点の様な時代的タイミングの中で、1つのポジティブな可能性を私達に示してくれた訳で、当たる当たらないと言う部分を重視してはいない訳ですが。

あれっ?何を書いていたのか分からなくなって来ましたが(笑)、言いたいのは、高次元存在や特殊な能力がある人たちが特別な位置にいるのではなくて、「今・ここ」に存在している普通の私達こそが、もっとも特別な位置にいるのだと言う事です。

つまり、既に提示されている知識や情報を、キチンと丁寧に積み重ねて咀嚼をして行けば、この先に訪れる変化の可能性と言うのは、必然的に浮かび上がって来るものだと言う事です。

私の場合は、子供の頃からスピリチュアル的な事に興味があったり、若い頃から株式投機を通じて金融・経済・政治等に興味を持って来たと言う意味で、平均的なところから見れば、ややそうした過程を早めに進んでいると言えるかも知れません。

ただ、それは特別で他の人とは違うと言うのではなく、遅かれ早かれ、多くの人たちが次々とこうした場所(あり方)を通過して、スピリチュアル的な覚醒の過程を駆け上がって行くものです。

もちろんそれは、スピード競争をしている訳ではなく、それぞれのペースで人生の学びを味わいながら進んで行く過程であり、まず、今回の人生でどこまで進むかは、人それぞれの魂の選択次第です。

しかし、4次元へのタイムラインを選択する人たちは、この先の転生ではそれを当たり前のあり方として、さらにその先へと進むべく人生の学びを楽しんで行く事になるだろうと思います。



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