アセンションの時代

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ライトワーカー

今日も頂いたコメントから、「ライトワーカー」について少し書いて見たいと思います。

前置きになりますが、「言葉」と言うものは情報伝達手段としては、それ程に発達した手段ではないと言う事を認識しておく必要があります。

例えば、テレパシーが発達してくると、そこでは言語を解さずに経験がそのまま相手の感覚の中に伝わる事になります。感情や感覚・雰囲気等がリアルに伝わるのです。

私達が使っている言語と言うのは、それに比べると物事の断片・ひとかけらを切っ掛けとして伝える事で、そこから浮かび上がるお互いのイメージをやり取りするものです。

そのために、自分のイメージが相手のイメージの中に正しく伝わるとは限らず、そもそも言葉と言うのはそう言うものであるという事です。

そうした言葉の中に、ライトワーカーと言う言葉がある訳ですが、これについても同じ事で、正確に言えばこの言葉に対して、100人いれば100通りの解釈があると言う事が出来ます。

ライトワーカーと言うのは、光(高波動)に向かって活動をする人たちと言う様な事になるのですが、それを最も広い解釈から言えば、全ての人がそれに該当するのだと言うことが出来ます。

例え、一時的にネガティブな方向へと向かっている人であっても、永遠の存在としての魂の視点から見れば、結局は高波動の光へと向かっている途中なのです。ネガティブを知らずにポジティブを知ると言う事は出来ないんですね。

そこからもう少し絞って捉えて見ると、今、意識的にポジティブな方向へ向かおうとしている人たちをライトワーカーとして捉える事も出来ます。そうした人たちが、今回のアセンションの主役であると言えます。

スピリチュアルに関心を持って、意識的に内面から自己の向上に取り組んでいる人たちですね。基本的に、私達はこの中にいるのではないかと思われます。

そして、もっとも一般的に使われている角度から捉えると、地球のアセンションをサポートするために、高次元からやって来た魂を持つ人たちの事を言います。さらに言えば、そうした魂を持つ人たちの中でも、予定どおりにそうした活動に向かって進み始めている人たちと言う事になるのかも知れません。

そうしたライトワーカーの、全てが目覚めている訳ではないんですね。そして、チャネリング情報の目的の1つには、そうしたライトワーカー達を目覚めさせるためのものであると言う事なのです。

どう言った視点から見るかにもよるのですが、今回の人類のアセンションと言う視点からは、この人たちは主役と言うよりはサポーターにあたる人たちです。

私達は、ライトワーカーに憧れたり、自分がそうでありたい等と思ったりするのですが、そう思った方が目覚めを進めやすいのであれば、自分の中でそう捉え、それに適った目覚め・行動を心がけて行くと良いと思います。

特にそうした名札には興味が無ければ、ただ、自分のあり方の中で、スピリチュアル的な向上を進め、調和的な変化を広げて行けば良いと思います。

いずれにしても、それらは同じ事なのです。

そうした名札を得ようが得まいが、自分は自分であり、自分でそう思ったり人にそう思わせたりする事で自分のルーツが変わると言うものではありませんし、ライトワーカーが特別な存在だと言う訳でもありません。

最も大切なのは、「自分の経験」であって、「ライトワーカーの経験」だと言う訳でもありません。

そうした事から、私自身はあまりライトワーカーと言う言葉は使いません。あまり、人をそうした名札で見たくはないのです。

実際にそうした存在はいますし、色々なニュース等を見る中で、この人はライトワーカーだろうなと思う事はありますが、大切なのは魂としての「ルーツ」ではなくて、実際に「今・ここ」でやっている事だと思うのです。

そんな訳で、ライトワーカーと言う言葉は、自分のモチベーションを上げるためにほどほどに捉えておくくらいがちょうど良いのかなぁと思います。

例えば、自分はライトワーカーかも知れないと思う事で、スピリチュアル的なあり方へのモチベーションを上げたり、ライトワーカーの様なあり方を目標にしてみたりと言う具合に。

ただ、それを人に認めてもらう必要はまったくないと思います。それを求めてしまうと、逆に反発を引き寄せる事になるでしょう。

それは、そっと自分の中の心の支えとしてあれば、それで良いのかも知れませんね。



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