状況は問題ではない
私達は自分が何者であるかを認識しようとするときに、意識的であれ無意識的であれ、自分の置かれた状況から自分を確認しようとします。
しかし、状況は関係ないんですね。
状況というのは過去の自分が引き寄せた結果であり、現在の自分とは関係ないんですね。
自分を変えようと思うときに、私達は自分の置かれた「状況」を変えようとします。しかし、それは自分ではありません。
理想の自分に変わろうと努力していてはダメなんですね。理想の自分であれば良いのです。
理想の自分に変わろうとしていてはダメなんです。理想の自分である事を許せば良いんです。
理想の自分に向かっていてはダメなんです。理想の自分であることに気付けば良いんです。
状況は関係ないんです。それは、後からついてくるものなんです。状況が自分を構成している訳ではないんです。自分は自分なんです。心なんです。魂なんです。思いなんです。
状況を変えるには時間がかかります。だから、変えようとしたり努力したりします。
でも、自分を変えるのに時間は必要ないんです。自分が理想の人間であることに、気付いて許すことが出来ればそれで完了なのです。
だから、理想の自分であれば良いのです。理想の自分になろうとしていてはダメなのです。
もちろん、この物理次元の錯覚から、私達が現実にそのようにヒョイと理想の自分に変わることは難しい事は誰もが実感している事だとは思います。でも、そうした錯覚を取り除いた後の核心、真理というのはそうみたいですよ。
理想の自分ならどうするか？その通りに行動する事を許せば良いのです。
状況が違う？それは勘違いですね。
理想の状況であなたがどうするかを問題にしているのではありません。今の状況で、理想のあなたがどう行動するかが問題なのです。おそらく、自分に正直に胸を張って堂々と行動するはずです。そうできることに気付き、そうすることを許せば人は新しい自分になるのです。
・・・・で、今の私はそれが出来ているか？う～ん、微妙。部分的にはダメ。
「努力します。」・・・・。あ～、それがダメなんですよね。
自分がそうあることを許せばＯＫなのに、許せない部分があるんですね。許せれば一瞬で変われると解っていながら。バカですね。まだ考えに歪んだところがあるんですよね。
真理はシンプルなのに、歪んだ錯覚がそれを複雑にしているんだと思います。
