アセンションの時代

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「猫な女性」・「犬な男性」

これは傾向であって、全ての人々がそうだという事ではありません。傾向はややもすると、先入観や偏見として逆に誤った見方の原因となることもありますのでその辺のことに注意してください。
 
今日の記事は、問題点を把握しやすくするために極端にシンプル化して書いたもので、男がどうとか女がどうとかいうのではなく、1つの傾向として、自らの成長のために吸収していただけたら幸いです。
 
私の職場では現在、ちょっとした「学級崩壊」的な状態にあります。それはまるで、猫と犬がお互いの生き方が正しいのだと主張し合って収拾がつかなくなっている感じです。
 
猫は自分の考え方を大切にします。自分で考え、自由に行動し、自分の人生を中心に世界を見つめます。しかし、ちょっと間違えるとエゴに囚われやすい傾向を持っています。
 
犬は鎖に繋がれて飼い主にかわいがってもらう事を大切にします。かわいがってもらえるのが嬉しく、飼い主が喜んでくれるのも嬉しいです。しかし、飼い主の顔色をうかがい過ぎる事によって、自分の考えを喪失してしまう傾向を持っています。
 
相対する猫と犬。
 
何か1つの作業を達成しようとするとき、女性は自分のやり方で進めようとする傾向があります。もちろん、すべての女性ではありませんが、テキパキと積極的な女性ほどそうした傾向があるのではないかと思います。
 
それは、共同作業においてエゴとなって現れない限りは、良いことだと思うのです。
 
対して男性に多いのは、チョットした作業などに対してまで、決められたやり方で組織として(上司の指示で)規格統一された方法でやろうとするのです。
 
それ自体が悪いとは言いません。特に大きな組織では、そうした共通性・共通認識がミスを防ぎ効率よく組織を機能させることに繋がる場合もあります。
 
これは、社会によって押し付けられてきた、両性への環境によって生まれてきた傾向だと思います。
 
大企業全盛の時代に、企業の単なる歯車として扱われ、意見を求められないどころか、異なる意見を出すことを問題だとして抑圧されてきた男性性。
 
亭主元気で留守がいい。電化製品の劇的な発展によって、家事が極端に楽になる中で、日替わりランチを食べる亭主とは打って変わって、人気のお店で豪華なランチでおしゃべりにはなを咲かせる主婦たち。今でこそこういう風景は減ったかも知れませんが、戦後の時代を象徴する女性性の特徴だと思います。
 
ただ、その一方で働く女性には、男性以上の抑圧がかけられてきたのもまた事実だと思いますが。
 
そうした時代に流されてきた結果、いつしか男性は「自分で考えられない」人間になってしまったんですね。
 
上司の顔色ばかりうかがって、自分では「何も判断が出来なくなってしまった」のです。それは、本当にものの見事に多くの男性がそうなってしまっているんです。
 
これは、記憶・創造・判断という人間の能力の中で、一番シンプルであり機械でも代用可能な「記憶」というものを人間優劣の全てとして競争システムを作り上げてきた、学校教育による影響も大きいと思いますが。
 
私の職場では、管理職的な立場の人からして、自分では何も判断が出来ないんです。
 
そこからトンチンカンな指示を受けて、作業している女性にはそれがたまらないんですね。何で他との関連性も何もないちょっとした作業に、あまりにも非効率的なやり方を押し付けてくるのか?
 
男性上司も考えているんです。しかし、考えることに慣れていないんで、考えていることが完全に的を外れているんですね。それを指示された女性が、当たり前に理解されると思って事務方として「こうしたほうがよいのでは?」と言うのです。しかし、男性上司はそれが理解できないんです。意地を張ってとかではなくて、純粋に理解できていないんです。
 
これは、特定の個人のことを言っている訳ではないんです。そろいもそろって、みんなそうなんです。
 
だから、「ああそうか。」で終わると思って言われた女性の意見が、考えられない・判断できない上司を困らせて、判断を求めて、上司からさらに上へ上へまた上へ・・・・となっていくんですね。(私の職場はそんなに大きくはありませんが。韻が良かったので上をたくさん書いちゃいました(笑))
 
猫はアセンションはバッチリだと言うんですね。問題なしだと。
 
犬は人間以外では最もアセンションが遅れている動物だと言われています。飼い主の顔色をうかがうことに染まってしまい、自己の内面ではなく、自己の外面に幸せを置いてしまったんです。
 
上司の顔色をうかがう事で、考えることも判断することも出来なくなってしまった上司さん。
 
もし、声をかけられたときに、ニッコリ笑って間違って「ワンッ!」と返事してしまったらごめんなさい。本当に悪気は無いんです。
 
PS : これは最近職場で気になっている「精神の進化に対する心配事」をクローズアップして書いたものであって、これによって女性が優れていて、男性が劣っているというものではありません。あくまでも大雑把な傾向であって、女性個人、男性個人を言いえているものでもありません。