アセンションの時代

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「思考」と「信念」

私たちは、色々な知識を吸収して「思考」していますね。そして、その知識が深く自分に浸透して定着すると「信念」になります。

人間には、3つの生き方があります。これは、優劣を区別するものではなく、その人生で何を目的としているかの違いだと言えます。

1つ目は、「ゴシップ(うわさ話)と戯れて生きる」生き方です。

2つ目は、「思考を育てる」生き方です。

3つ目は、「信念を育てる」生き方です。

育てると言うのは、視点によってその意味が変わってくるのですが、波動・スピリチュアル性を高めると言った方向性です。

実際のところ、私たちの社会ではゴシップと戯れている人が割合としては多いのかも知れませんが、それも魂としての目的を持って一時的に経験している事なのです。

そして、このブログを読んでいる私たちは、「思考を育てる」生き方を実践している割合が多いのかも知れません。

分類も、カチッとどれかに振り分けられると言うものではなく、一人の人間がこの3つの要素をそれぞれに経験していると言う事を注意しておく必要もありますね。

そうした前提のもとで、人はそのどれか1つに割合が偏っている場合が多いと言う事です。

思考を育てている状態では、知識を吸収して色々な事を知り始めているけれど、それらはあくまでも自分から切り離れた知識であり、自分の一部にまでなっていないんですね。

従って、口では色々言えるけれど、行動があまり伴っていない状態にあるのです。

私たちの多くは、現状ではこの様に、自分を導くための地図は手に入れているのだけれど、まだ実際にそれを深い所から信じきって、進んではいないという状態なのかも知れません。

そして、この秋から始まる変化が、その地図を信じて実際に歩を進めざるを得ないまでに、私たちに強く強引に迫ってくることになるのです。

これまでの信念では、乗り越えられないと言う事です。

つまり、3次元の現実から出発して、4次元へ向かって実際に歩を進め始める事になるのです。

これまでは、4次元へ向かう地図について、色々と議論し知識をためてきたけれど、それは「思考」レベルの話に留まって、「信念」のレベルまで浸透させて実際にそれに従って進んで来た人はあまりいないんですね。

引き寄せの法則だとか、思考が現実を創造するとか言われていますが、それらは正確には「信念」の持つ深い波動の話であって、その表層にある「思考」の波動によるものではないんですね。

と言うか、「信念」と「思考」が一致した波動が、現実を引き寄せてくるのです。

そして、「思考を育てている」段階では、思考はどんどん調和的なものになっていくのですが、信念は分離的なままで日常世界に対応しているので、ズレがあるんですね。

思考はポジティブになっているのに、現実はネガティブなものばかりが引き寄せられてくると感じられるのは、「信念」がまだポジティブになっていないからなのです。

そうした変化を実感するためには、視野を広く、本質を感じる癖・習慣を持つことが大切なのかも知れません。

私たちは、目先の具体的な出来事に、直ぐに囚われて振り回されると言う性質を持っていますが、それは3次元に囚われているという事なのですね。

第3の目という言葉がありますね。それは、額に開いた目として描かれる事もありますが、それは象徴であって、本当にそうなる訳ではないですよね。

つまり、第3の目は物質を見る目ではないのです。それは、異次元世界を見る目であると同時に、物事の本質を見極める目でもあるのです。

この第3の目が開き始めている人というのは、細かな理屈や出来事に囚われることなく、広い視野を持って物事の本質を捉えられるようになってくるのです。

第3の目とは、肉体構造上の話をすれば、松果体がそれにあたると言われています。松果体が活性化することで、そうした能力が表れて来るのです。

そして、面白いことに、松果体は眼球ととてもよく似た機能構造を持っているんですね。

そして、古代エジプトのシンボルでもある「ホルスの目」は、第3の目を象徴していると言われ、それは、松果体の断面図だとも言われているのです。

面白いですね。



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