アセンションの時代

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「高次元の在り方」に目覚めていく

目の前に、今飲んでいる温かなコーヒーがあるとします。

なぜ、そのコーヒーは目の前にあるのかを考える時、これまでの世界観では、それを物理的な視点から考えました。

まず、外国でコーヒー豆が栽培され、それが日本に輸入され加工されたパックになって、それを購入してお湯を注いだから、今、目の前に温かなコーヒーが存在しているのだと。

3次元の世界とは、「物質主体・理屈(マインド)主体」の世界であるために、私達はその「原因」を物質的な自己の外側の理屈に求めるのです。

しかし、5次元の世界と言うのは、「エネルギー主体・感覚(ハート)主体」の世界であるために、外側の理屈に原因を求めません。5次元的には、それは、自分がコーヒーを飲みたかったから、今、目の前に温かなコーヒーが存在しているのだと捉えるのです。

つまり、言い方を変えると、3次元とは「自己の外側の理屈に振り回される」経験の世界であり、5次元とは「自己の内面の感覚を実現する」経験の世界であると言えるのです。

私達は5次元と言うと、そんな思考的な捉え方の問題ではなくて、もっとエネルギー的に不思議なSF的でファンタジーな世界なのだと想像します。

確かにそれも間違った考え方ではありません。

しかし、私達はそうした5次元の世界が出来上がるのを待っている存在ではないと言う事を理解しなければなりません。そうした5次元の世界は、既に存在しているのです。

今では、多次元的な地球には3次元、4次元、そして5次元以上の領域が存在しており、私達はその3次元の部分を捉えて経験して来たのですが、それを4次元の部分を捉えて経験できるように、自分の波動を上昇させている最中なのです。

地球の波動は既に、5次元以上にまで拡大し、存在しているのです。

それでも、私達が3次元的な現実を経験し続けているのは、私達「各自」(つまり、みんなのではなく各個人)の波動がその波動域にあるからなのです。

従って、波動上昇を「待つ」事が、いかに無駄な事であるかが理解していただけるでしょう。高次元の地球を経験したいのであれば、自分自身の波動を上昇させなければならないのです。

地球の波動上昇を待つ事に意味はありません。なぜなら、既に地球の波動は上昇し、高次元の地球は既に存在しているのですから。

そうした高次元を捉えるための、現実的な1つの方向性が、最初に書いたように、自己の外側の理屈に振り回されるのではなく、自己の内面の意思を実現化していくと言う捉え方を定着していく事なのです。

例えば、先に書いたコーヒーの例では、既にあるものの解釈として書きましたが、では、今から起こることを考える時に、その考え方を当てはめたらどうなるでしょうか?

3次元的な解釈では、外側の常識を捉えて、それが出来るか出来ないかを判断します。つまり、自分の置かれた状況がそれを決定するのです。

しかし、4次元的な在り方では、常識・理屈で結果を決め付ける事をしません。その意思が叶うのだと言う事を受け入れて、その未来と一体化した今の中に存在するのです。そうして、実際に現実を引き寄せていくのです。

さらに、5次元的な在り方では、意図したらあとはそれを手放し、自らが高い波動を維持する事でそうした現実をエネルギー的に引き寄せるのです。そこに、努力は存在しません。努力とは、3次元的なものであり、4次元の領域にまでしか存在しないのです。

言葉のあやに気をつけたいところですが、それは、情熱的に熱心に慣れないという意味ではありません。努力とは、つらい事や嫌な事に耐えてと言う意味が含まれていますが、そうした要素がなくなると言う意味です。

私達はこれまで、高次元の概念と言うか、それがどういうものであるかと言う知識を色々と吸収して来ましたが、そろそろそれを自分達の現実として取り込み始める時期に差し掛かってきているようです。

単なる知識としてその情報を保有するに留まらず、自分自身がそうした高次元的な存在である事に目覚め始める時であると言う事です。

それは、日常感覚において、瞬間的にパッと目覚めると言うのではなく、数年~20年30年をかけて目覚めていくと言う事です。

それでも、人類の歴史から見れば、一瞬の目覚めであるという事が出来るでしょう。



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