分離する世界
今日は、内緒のsさんに頂いたテーマで書いてみたいと思います。
「最近、虐待に関する事件などが多く報じられている様に感じるのですが、アセンションの反動でこうして明るみになってくると言う事なのでしょうか」と言う様な感じです。
まず、全ての人がアセンションをする訳ではないと言う事を理解する必要があります。
2012年~2020年と言うのは、そうして混ざり合っている流れが、それぞれに分離していく時間帯にあるのだと言う事が出来ます。
そのために、その最中にある現在は、それらいずれの流れも見ることが出来るのです。
逆に言えば、2020年を過ぎると、アセンションをする人たちとしない人たちの接点は急速に失われ始め、数年の内にはお互いを経験の中に捉える事は出来なくなっていくのです。
そうした分離は、2015年から既に加速し始めており、意図すれば波動の高い人が低い人の現実を捉える事は出来るけれど、波動の低い人は波動の高い人の現実を捉えられなくなってきているのです。
誤解が生じないように補足しておきますが、波動の高い低いは、優劣を表すものではありません。簡単な言葉でそれを表現する事は難しいですが、あえて言えば、それは選択あるいは個性によって個々の魂がまとっているものです。
世界観が多次元的なものに切り換わっていないと理解の難しいところかも知れませんが、波動の高い人たちの経験世界では、既にネガティブな出来事は急速に消え始めているのです。
エネルギー的な話しに踏み込んでいくと、本を書くようなボリュームの話になってくるので軽く流していきますが、単純にそれを言ってしまえば、そうした人たちはその様なネガティブなニュースをわざわざ自分の中に取り込んだりはしないということです。
これまでにも書いてきている様に、そうした人たちの多くは、わざわざ新聞やテレビのニュースを見る事で、ネガティブなエネルギーを自分の中に取り込んだりはしないということです。
自分に手の届く身近にあるそうした出来事を無視すると言う事ではありませんよ。自分の現実の中にそうして表れた時には、自分としてそれに対応して行く事になります。
しかし、自分と接点のないどこかの街で起きた事件を、わざわざ自分のエネルギーの中に取り込むような無駄な事はしないのです。
そうした事件は、探し出せば世界中に溢れており、マスコミから与えられたその中の1つ2つの情報を取り込んで何がどう変わるわけでもないのです。自分の「経験世界」の波動を下げるだけで、それが、ネガティブな支配者達の目的でもあるのです。
エネルギー的な観点から言えば、自分がそこに意識を向けなければ、それは可能性と言うエネルギーのままの状態で流れ去って行きます。しかし、自分がそこに意識を向ける事によって、その可能性が自らの目の前に現実化されることになるんですね。
どうしても、お互いの世界観を統一せずに話しをすると誤解が生じる事になり、世界観を統一しようと思うと、時間をかけて理解を深めていく必要が出てくるので、なかなか難しいです。
さて、本題に戻ってまとめてみます。
そして、2020年頃までは、そうしたお互いの異なった流れを捉えていく事が出来ます。
ただ、波動の低い人は、高い人たちが踏み出した調和的な現実を捉え理解する事が出来ません。波動の高い人たちは、自分達が転生を繰り返し経験してきた事なので、波動の低い人たちの競争的な現実を捉え理解する事が出来ます。理解と共感は異なります。
そうした状況の中で、ネガティブなニュースが増えていると言う事なのです。
先ほども書いたように、2020年を過ぎる頃から、アセンションする人たちの経験世界とアセンションしない人たちの経験世界が、捉える事が出来ないところにまで離れ始めるために、アセンションする人たちの世界では、ネガティブなニュースは急速に減って行く事になります。
波動の高い人たちの現実の中では、既にそうしたニュースは急速に減っているんですけれどね。様は、自分の現実の外からやって来るネガティブなエネルギー(マスコミの流すニュース)は、現実化させず(関わらず)にエネルギーのままでやり過ごすのです。
私達が世界と信じている物質的な空間の広がりは、単純に「幻想」なんですね。それは、比喩でも何でもなく、文字通りの幻想なのです。
現実は、今・ここに目の前の経験として表れているものだけなのです。それが経験世界であり、私達はその経験世界の中に、周囲に存在する可能性と言うエネルギーを取り込むことで世界を創造しているのです。
波動の高い人は、波動の高いエネルギー(可能性)を取り込んで、その自らの世界を創造して行き、多くの人は、わざわざ波動の低いエネルギー(可能性)を取り込んで、自ら波動の低い世界を創造しているのです。
そうした世界観はいきなり理解は出来なくても、何となくその雰囲気を感じ取っていくだけでも、有益な事ではないかと思います。