アセンションの時代

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分離する世界「知識と常識」

12月は金融市場が急落したり、国際的にも大きなニュースが続いたのですが、年末からはリバウンド局面に入っておりしばらく落ち着いた動きが続いています。

ただ、いちいち目先の動きを追いかけるのではなく、大きな流れで捉えれば、色々な意味で崩壊の過程は始まっていると言う見方で良いだろうと思います。

2月上旬に中国での旧正月とカナダでのファーエイ幹部逮捕の件での動きが予定されており、2月末が米中貿易交渉の期限になっている事と、3月21日の春分辺りが、とりあえずの節目として抑えながら見ている感じです。

また、大きく動き出せば、激しい動きが予想され、前にも書いたように取り合えず3月までを1つの区切りとして見ておりその先はそれからの話と言った感じです。

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2012年の冬至から、地球上へは新しいエネルギーの流入が本格化しており、まる6年経過した訳ですが、エネルギー的な環境は桁違いの変化を見せています。

特に昨年2018年は一気に新しい段階へ踏み込んだ感じがあり、何とは分からないですが、今年はエネルギー的な意味で何か大きな変化があってもおかしくない所までエネルギー環境が大きく底上げされて来ていると言えると思います。

日本では昨年、洪水・地震・台風と自然災害が続きましたが、そうした自然災害の増加と大型化は世界的に顕著な流れである様で、今もヨーロッパでの寒波が大変なようですね。

それらの情報も追いかけていると、いちいち大変だなぁと言う事になりますが、アセンションと言う流れから言えば具体的に細かな事はともかくとしても、大きな流れとしてはこうした変化は以前から起こると言われていた事ですよね。

起こると言われていた事が実際に起こっている訳であり、この先に言われている事も、具体的な事は決定されている訳ではありませんが、大雑把な流れのパターンは示されている訳ですよね。

例えば、大雑把には3次元の延長を進むタイムラインと4次元へと次元上昇するタイムラインとに分かれますよね。そして、それぞれが大体どう言った方向へ進んで行くと言うことも伝えられている訳ですから、実際問題としては何が起きても、「ああ、起きた」と言う感じで、そんなに慌てふためくような事ではないのかも知れません。

その中で、自分自身をどう導き、上手く次元上昇するタイムラインを捉えていけるかと言うところが問題ですよね。

私達はみんなが同じ台の上に乗っていて、そこから自分のタイムラインを選んで別れて行くと言うものではありません。私達は既に自分のタイムラインを捉えているんですね。

そして、それぞれのタイムラインは時間と共に徐々に離れ始めています。

こう考えてみて下さい。

人はそれぞれに世界を持っており、その世界がそれぞれのガラス上に描かれています。そして、そのガラス板が似ているもの同士が隣り合う形で並べられて1つに束になっていたんですね。2012年冬至までは。

しかし、それ以降その束が解かれて、徐々に束が広がり始め、似ている世界同士はあまり離れないのですが、異なった世界同士は確実に離れ始めているのです。

でも、多少は離れても、相手の顔はまだ見えているんですね。ちょっと色々あって、顔を見る機会が減って来たと言う程度です。

しかし、気が付けば転勤や諸々の事からそうした顔が見えなくなって行くんですね。異なった世界(タイムライン)を選択している程にガラスの世界が遠く離れて見えなくなって行くと言う事です。

この時、タイムラインを乗り換える事も可能なのですが、それは思っているよりはかなり難しいんですね。なぜかと言うと、タイムラインを乗り換えると言う事は、自分のガラスの世界を捨てて、他人のガラスの世界に飛び乗る事ではないからです。

タイムラインを乗り換えると言う事は、ガラスに書かれている自分の世界を、乗り換えたい世界に書き換える必要があると言う事なのです。

そうすれば、波動の法則によって自分のガラス板が、同じような世界が書かれているガラス板たちの方へと引き寄せられて行くのです。

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ここで言いたいことが分かりますでしょうか?説明がイマイチだったかな?(笑)

ガラス板とは、その人の「経験世界・信念・世界観」を表しているんですね。それを捨てる事は出来ないのです。タイムラインを変えたいのであれば、それを全て書き換える必要があるんですね。

だけど、多くの人は慌ててやればそれが出来ると誤解しているのです。

なぜ誤解しているかと言うと、「思考・知識」で物事を考えているからです。

だから、他人の「経験世界・信念・世界観」を見つけて、それに飛び乗れば(コピーすれば)何とかなるだろうと考えてしまうのです。つまり、上の例で言えば、自分のガラス板を飛び降りて他人のガラス板に飛び乗ると言う事です。

だけど、それじゃあダメなんですね。

なぜなら、それはもともと乗っていた人のものであって、横から飛び乗ってきた人のものではないからです。従って、飛び乗れたような気分になっていても、直ぐに振り落とされてしまう事になります。

結局それは、電子書籍「自らの経験世界に高次元を映し出す(上下巻)」を通じて伝えている事なのですが、上っ面の知識を書き換えることは簡単なんですね。知識は部分的であり、他との整合性など取れていなくても気にしないからです。

だから、自分が気が付いた部分だけをコピーすれば、それで完璧だと思ってしまうのです。

しかし、世界観と言うのは、全体との整合性が取れていなければならないのです。つまり、簡単に書き換えられるような部分的なものではなく、時間をかけて全体を書き換えていかなければならないものなのです。

つまり、ガラス板上の世界を全て書き直さなければなら無いと言う事です。

既に4次元のタイムラインを確実に捉えている人は、そのまま進んでいけば良いのですが、多くの人は3次元と4次元の分岐線上付近に密集しているんですね。

もし、そうであるのなら、今は取り合えず急いで知識を頭に詰め込むのも1つの手かも知れません。

「実技試験」に例えてみましょう。

今は試験の直前です。今から実技の練習をしている様な時間はありませんが、どのような時にどうすれば良いのかと言う知識を詰め込む時間はあと少しだけ残されている訳です。

試験が始まってしまえば、そんな事を考えている暇はもう無いんですね。次々と寄せてくる課題を、とにかく今ある知識と実力で乗り越えて行くしかなくなるのです。

つまり、社会的混乱が始まってから、スピリチュアル的な知識を探し始めるなんてのん気な事を言っている暇は無いですよね。とにかく今ある知識と常識で乗り越えて行くだけで精一杯になってしまうからです。

今は試験直前であり、4次元のタイムラインを捉えている人であれば、知識を常識へと浸透させて行く事が大切でしょうし、3次元との分岐線付近にいるのであれば、とにかく知識を詰め込んで行く事が大切なのかも知れません。

その辺の知識、そして常識への取り組みを書いたのが電子書籍自らの経験世界に高次元を映し出す(上下巻)」でしたよね。

最近、本の宣伝を増やし気味ですが、もちろん、買ってもらえたらそれは嬉しいと言う気持ちもあります。しかし、これまでにも書いて来ているように、ブログと電子書籍と言うのは、どちらも文章によるもので似ている様にも思えるのですが、根本的に伝えられる事が違うんですね。

上の例で言えば、ブログで伝えられるのは部分的な「知識」です。しかし、電子書籍では全体的な「世界観」の種なんですね。

なぜ「種」かと言えば、結局それは、読むだけではダメだって事なんですね。それを受け取ったら、日常の中で実践を通して自分の中に育て、身につけていかなければならないのです。

今回の実技試験は5年・10年と長いので、せめて始まるまでに「種」だけでも頭に入れておいてもらえたら役に立つのではないかなと思うんですね。

こちらから伝えるメッセージに対する理解も早くなるし、深くまで読み取れるようにもなると思うんです。

もちろん、今ではスピリチュアル系の良書は溢れているので、どれでも自分の好みの本で良いと思います。

ただ、出来れば、抽象的なものより具体的なものの方が良いかも知れませんね。これまでの10年20年の中で取り組むには、抽象的なものを吸収して、じっくりと時間をかけて自分の中で具体的に吸収して行くと言う方法で良かったと思うのですが。

今から急いで、混乱の中から分岐線上を4次元の側へスライドしようと言うのであれば、今からであればなるべく具体的なものの方が良いと思うのです。

もちろん、個性もありますので一概には言えませんが。

いつも書いているように、それで「不安」を感じる必要は無いんですね。

ただ、不安を感じる必要がないと言うことは、何もしなくても大丈夫だと言う意味ではないんですね。1つには不安になっても波動が下がるだけで逆効果だという意味です。

あとは、魂の視点から見れば、全ては学びだから云々と言う意味等色々ありはしますが。

まあ、いずれにしても、せっかくの機会ですから、自らのスピリチュアル的な目覚め、延いてはエネルギー的な目覚めをポジティブに楽しんで行けるといいですよね。



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