アセンションの時代

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私達が向かう未来

アセンション後の世界はどうなるのかと言う事でテーマを頂きましたので、大雑把なイメージについて取り上げてみたいと思います。

まず、これまでの3次元的な社会と言うのは、「競争」がシステムの根幹を成して来ました。勉強でも仕事でも、競争に勝つ事によって人よりも物質・金銭・名誉を得る事が出来、負けるのは努力が足りないからであり、負けた人が十分な物質・金銭を得られないのはある程度は仕方が無いと言った感じです。

そうしたシステムは、一部の人々によって意図的に世界に構築されてきたシステムであって、その資本主義や金融システムによって、世界の富は自動的に一方向へと流れるように仕組まれているのです。

例えば、10兆円を持っている人に5%の利息が付けば、寝ていても1年で5000億円のお金がその人の下に流れ込みます。そして、その富をタックスへブンの国を通じて運用していれば、税金も取られませんし、秘密裏に巨額の富を保有して行く事が出来ます。

詳しくは、電子書籍「愛すべき奴隷である皆さんへ」に書いていますが、私たちはそうした搾取的なシステムの1つの歯車として育つように、学校で教育(比較競争・自分で考えずに与えられたものを受け入れる)を受けて競争社会に送り出されて来たのです。

しかし、現在、その搾取的なシステムは、そのシステム自体が持つ大きな歪みによって、根本的な所から自壊し始めています。

その結果、これまでの社会システムはこれまでに急激な内部崩壊を起こし始めており、今年からそれが一気に表面化し始めている段階に入っているのです。

こうして、古いシステムは崩壊し、新しいシステムがこの先に私達の手によって構築されて行く訳ですが、それについて簡単に見て行きます。

既に現時点で、世界には分け合えば人々が幸せに暮らして行くのに十分な富が溢れています。それにも関わらず、なぜ私達があくせくと働き続けなければならないかと言えば、例えば10兆円を持っている人たちの下に流れ込む5000億円等々の富を生み出す必要があるからです。

私達の負担している利息や配当と言うのは、結局の所、そうした場所を終着地点として流れているんですね。

う~ん、古いシステムの話になってしまいますね。順序としてまず、これまでの歪みを理解して、崩壊をポジティブに受け入れ、そこから新しいシステムの構築へ向かうと言うイメージなのでそうなってしまうのですが、テーマからそれるので今日は新しいシステムに絞りますね。

現在、既に着々と進んでいますが、これからの労働の主役は産業ロボットと人工知能(AI)になります。もちろん、人の手も必要ですが、大半はそれで済んでしまうようになって行くと言う事です。

そこからあがる利益は、税金として国が徴収し、国民にベーシックインカムによって配分される事になります。つまり、国から生活費が支給されると言う事です。

すると、人々は生きるための生活から開放される事になり、生きがいを求めて動き出す事になります。その時、4次元の波動域へ定着することの出来る人々であれば、趣味を通じて社会貢献をする方向へと向かい始めます。

パン作りが好きであればパン屋さん。作物を育てるのが好きであれば農家。旅行が好きであれば、その素晴らしさを本や写真や公演等で伝える事が出来ますし、子供が好きであれば学校の先生が良いかも知れません。

生活費は既に保障されているので、求めるものはお金ではなく遣り甲斐・感謝・喜びなどになります。

そうした社会では、個性がとても大切になります。つまり、みんなが同じ価値観の上で競争をするのではなく、それぞれが唯一の個性の追求を楽しみ、それによって自分ならではの社会貢献をして行く事になるのです。

そうしたあり方が、豊かな社会を生み出します。つまり、豊かさの源が「お金」ではなく、それを支える「人」になって行くのだという事です。

すると、お金と言うものの必要性は徐々に薄れて行く事になります。

いきなりそれが無くなる事はないでしょうが、徐々に、わざわざお金でやり取りをしなくても、必要な人の所に必要なものが行き渡る様になって行くのです。何と言っても、生活費はロボット・AIの稼ぎによって国から配分される訳ですから、わざわざ取引の際にお金を介する必要性が無くなって行くんですね。

あと、これまで社会を支配してきた人々が取り除かれるので、影で独占されてきた技術が社会に広まり、科学技術が一気に跳ね上がる事になります。

例えば、フリーエネルギーは既にニコラ・テスラによって100年も前に発明・発見されている事は有名な話です。他にも医療であれば、波動によって病気を治す(つまり、気功療法を科学的に行う)、やはり波動をコピーする事で瞬間的に物を生み出すレプリケーター等、波動的な科学によって、夢の様な技術が現実的な科学技術になって行くのです。そして、それらは既に実在しているとも言われています。

すると、競争で生きるためにお金を稼ぐ等という生き方は、あっという間に遠い昔の話になってしまいます。

アセンション後の世界としてよく言われるものに、エネルギー的SF的な世界・経験の話しがありますが、それは、一部の5次元以上の波動領域まで一気にアセンションする人たちの経験であって、人類全体としては今の物質的な現実の延長をそうしてコツコツと進んで行く事になります。

ただ、あくまでもそれは、4次元へと繋がるタイムライン上での話であって、3次元へ留まるタイムライン上では、富の配分が進むことはありません。

つまり、これまでの社会システム的な価値観が継続される事によって、世界の富は一部の人々の下へと流れ尽くし、支配者と被支配者によるディストピアへと向かって行く事になります。

ただ、私達の本質は「魂」である訳で、3次元のタイムラインに沿って進む人たちも、転生を繰り返す中でのいずれかの機会で、確実にアセンションする道を辿る事になります。

新しい生き方については、電子書籍「自らの経験世界に高次元を映し出す」の特に(下巻)で詳しく取り上げています。もし、興味のある方は参考にして頂けたらと思います。

私たちは、いきなり用意されている新しい社会に落とされる訳ではなくて、自分達の足で、これまでの支配・搾取的な社会から、新しい調和的な社会へと歩んで行く必要があります。

今年からは、一見すると社会的な環境に混乱が映し出されやすい時間帯に入っていきますが、それらも全て新しい社会へのポジティブな意向の過程であると言う事を知った上で、前向きに調和的に進んで行きたいものですね。



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